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エッセイ

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理数系のイラストレーターによるものづくり

理数系のイラストレーターによるものづくり



こちらは某女神チェーン店のようなシーズンドリンクの宣伝を描いてほしい、とお願いされ描いたものです。

おいしいのに頼んでくれる人が少ない…

プラムシロップのジュースの味のイメージが伝えられない、とのことでした。

私も飲んだとき、思っていたよりだいぶ印象が違いました。

これはおいしい。口と鼻いっぱいに香る果実のおいしさ。

甘さと爽やかさ。彼女が提供している焼菓子との相性抜群。

是非飲ん

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イラストレータ1年目の野望と読書に救われる話。

イラストレータ1年目の野望と読書に救われる話。

今年はイラストレータになった年だった。

あと二カ月弱あるけれど、ここで一度、今年を振り返ろうと思う。

3月からもぞもぞと動きだし、6月に友人の店で使ってもらい、7月に依頼をもらいデビューした。

8月は作品の納品まで奮闘。

依頼の内容を読み解き、差し込んだエッセンスが、どんな結果をもたらしたのか。8月9月となんどか触れる機会があり見届け、

10月24、25日と着物とイラストの展示を企画し実

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私が伝えたいテーマ

できることをしてこんなこともできたのか、

これはやってみたけど…これくらいかな、と

今年はいろんな自分に気づいてきた。

今年もあと二カ月で終わる。

私が活動で伝えたいことは何だろう。

やっては考え、最近はやる前に考え、つまづいていた。

とある脳科学者が、自分の活動で伝えたいことは"人間生きているだけで勝ちということ"といっていた。

そんなシンプルなことでいいのかと、なんだか腑に落ちた

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きものを初めて仕立てたときの話

きものを初めて仕立てたときの話

2018年のことだ。

私は自由に着物を着ている人の写真に勇気づけられ、着たい思いが湧いたその勢いのまま 近くの呉服屋に足を踏み入れた。

まずは実際見て、話を聞いて知ろう。

きものとはどんなものなのだろう。

普段から気軽に着れるきものは存在するのだろうか。

そういったことを聞こうと向かった先で伊勢木綿の反物と出会った。

伊勢木綿…

三重県に工場がある。

呉服屋の店主が言うには、人手や

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