見出し画像

駅と港と劇場、鳥と桜

きのう、用事終わりの夜、大阪駅、うめきたエリアの新ホームを見てきました。
土曜日に開業したばっかりの、ネットで「うめきた新駅」とか言われているやつ。
東海道線支線(貨物線)を地下化してホームにしたところ。
顔認証改札機が導入されたことでも話題の。
あの改札機は「車、洗うやつ?」「モルカーが洗われるやつ?」とか
新ホームは「エヴァンゲリオン?」「作・庵野秀明?」とか真剣に思った。
ホームの脇には桜の造花と共に記念撮影スポットが設けられていて、
「近未来と桜花」って、え、何、何か、意味深エモーショナルさを狙ってる? 
いや、たぶんそこまで何も考えずに置いただけですね。
 
それはともかくこのホームあたりまでの道中、
いわゆるJR大阪駅のグランフロント大阪あたりを歩いていたところ、
きっと路上で歌っているミュージャンなのでしょう、
耳に聞き慣れたメロディーと聞いたことのない歌声が入ってきました。
 
えー、なんだっけ、この曲なんだっけ。
 
歌っているフレーズを脳内で早送りしてサビまで辿り着いて、「あ」。
渡辺真知子の『かもめが翔んだ日』でした。
しかも歌っていたのは男の子。
若い、かどうかは顔見えてへんからわからへんねんけど、
声だけで判断すると若いにいちゃんで「?」と「!」となりました。
 
なに? なんで?
 
わかる。わかる気がする。
この曲ってめちゃドラマチックやん。
イントロから歌い出しからの盛り上がってゆく様、そしてサビ!って。
世代を越えて好かれる「THE 作品」感。
しかもあの歌い方と声量。
「歌いたい」と思わされる曲なんじゃないかなあ。
聴いていてもめちゃ気持ちのいい起承転結と流れ・盛り上がり。
たぶん歌っていて「めっちゃ気持ちいい」んやろうなあ。
渡辺真知子の声量と巧さって半端ないですよね。
ちょっと歳を召されてからテレビで歌っているのを観た時、「うわー」ってなった、思えた、数少ない中の一人です。
 
近未来的なホームと桜と若い子が歌う『かもめが翔んだ日』はやっぱりなんかエヴァっぽい気もして、なんだかちょっとおもしろかったな。
 
歌詞もええのですよね。
 
「人はどうして哀しくなると駅を眺めに来るのでしょうか」

あ、いや、哀しくなっても楽しくなってもいつもいつでも。

「駅を愛する男に限り悪い男はいないよなんて」

男だけじゃなくて男も女も。
 
いや、勝手に「港」を「駅」に置き換えないで(笑)

でも、ついてにこの駅っての、大好きな、「劇場とか舞台」に置き換えてもいいですか?

と、こじつけ甚だしいけれどそうしたくもなりました。
失恋の歌やけどそこは全然関係なくね。
 
港、駅、劇場。
さまざまな人が行き交い、
通りすぎたり、すれちがったり、寄ったり集まったり散ったりする場所。
「一人で生きられる」ねんけど、皆で、名前も知らない皆と、皆で。
さまざまな目的や気持ちの皆が集う入口であり出口であり通過点でもあり集い場でもある場所。ああ、ええな。
 
って、なにを言っているのかわからなくなってきましたが(笑)
 
いろんないろんな鳥たち花たちがええなあ、好きやなあ、さまざまな歌と共に、という話です。違うけどたぶんそうです(笑)
 
なんだか最近noteがつぶやきばかりで文少なめですみません。
ということで何か書こうと思ったらイミフな長いつぶやきになりました。
 
最近は、ばたばたすぎる中だからこそ、
いろいろ(観たり読んだり)を自分の中に落とし込んでゆくこと、
そして出してゆくことを、
ちょっと、じっくり、ゆっくり、「ちゃんと」ペースにしています。
 
てな訳で、「ほぼ毎日更新」がつぶやきばかりになったり。
でも140字のつぶやきはホント得意じゃなく、時間はかかるしつい言葉をたくさん並べたくなるし。
たまにはこんな「ただのおしゃべり」的なものも載せたりしよかな、ともなりました。
noteだけでもネタは常にいっぱいあります。
文、ぼちぼち、出してゆきます。お付き合い、ありがとうございます。
いつもいろんな皆のこと気にしていて、
しなくてええねやろうけど皆が好きやから気にしていて、
嘘臭いかもやがほんまにいつもほんまにそうで、
いつもいろんな皆にめちゃ感謝しています。大丈夫? 元気でね。
 
お天気の月曜はなんだかそれだけでうれしくなります。
近所の桜は、お天気の空の下、もうすぐ咲きそうです。
 


『かもめが翔んだ日』は、旅芝居の舞踊ショーでは1度だけ観ました。
『喝采』から繋いでこの曲、「なんでやねん」って口から出た。
太夫元追善座長大会でのことでした。「一人で生きられる」ってこと?
旅芝居のことも(も)いろいろ考えます。
舞台(芸)が好きだからこその、マジ、「どうなのかな」を。さまざまなフラッシュバックなどと共に。 


ルピシアが好き、と、最近のことのインスタ。 


きのうのつぶやき。数珠繋ぎを、並べて、置いておかせて下さいね。




以下は、ちょろっとですがいつもの自己紹介 。
と、苦手なりにもSNSあれこれ紹介、連載などなどの紹介!!も。
よろしければお付き合い下さい🍑✨
ご縁がつながったりしたらとても嬉しい。

大阪の物書き、中村桃子と申します。 
構成作家/ライター/コラム・エッセイ/大衆芸能(旅芝居(大衆演劇)やストリップ)や大衆文化を追っています。
普段はラジオ番組の構成や資料やCM書きや、各種文章やキャッチコピーやら雑文業やらやってます。
現在、lifeworkたる原稿企画2本を進め中です。
舞台、演劇、古典芸能好き、からの、下町・大衆文化好き。酒場好き。いや、劇場が好き。人間に興味が尽きません。

【Twitter】【Instagram】【読書感想用Instagram】

ブログのトップページに
簡単な経歴やこれまでの仕事など書いております。パソコンからみていただくと右上に連絡用のメールフォーム✉も設置しました。


現在、関東の出版社・旅と思索社様のウェブマガジン「tabistory」様にて女2人の酒場巡りを連載中。

と、あたらしい連載「Home」。
皆の大事な場所についての話。

2023、復活。先日、新作が出ました🆕

以下は、過去のものから、お気に入りを2つ。

旅芝居・大衆演劇関係では、各種ライティング業。
文、キャッチコピー、映像などの企画・構成、各種文、台本、
役者絡みの代筆から、DVDパッケージのキャッチコピーや文。
あ、小道具の文とかも(笑)やってました。

担当していたDVD付マガジン『演劇の友』は休刊ですが、
アーカイブがYouTubeちゃんねるで公開中
(貴重映像ばかりです。私は今回のアップにはかかわってないけど)


あなたとご縁がありますように。今後ともどうぞよろしくお願いします。

皆、無理せず、どうぞどうぞ、元気でね。

この記事が参加している募集

みんなでつくる春アルバム

楽しんでいただけましたら、お気持ちサポート(お気持ちチップ)、大変嬉しいです。 更なる原稿やお仕事の御依頼や、各種メッセージなども、ぜひぜひぜひ受付中です。 いつも読んで下さりありがとうございます。一人の物書きとして、日々思考し、綴ります。