福島原発にもう一度津波が来たら?

朝日新聞電子版で以外の記事がありました。

『宮城県と福島県で最大震度6強を観測した13日夜の地震。気象庁は「今後1週間程度、同規模の地震に注意してほしい」と呼びかけています。特に発生から2~3日後は規模の大きな地震が起きることが多くあるといいます。』

もし、地震により、福島原発にもう一度津波が来たらどうなるのでしょうか?

屋外にプールされている汚染水は海水と混じり合い海は汚染されるでしょう。

廃炉作業はさらに遅れ、場合によれば、取り出した燃料棒に被害が出てしまうかも知れません。

報道番組によれば

「新しい防潮堤は高さ海抜11mで、今度16mにする予定はある様です。」とのことでした。

11mを超える津波が今来ればアウトですね。はじめから16mにしないところが危機管理の無さを象徴している様です。

さらに報道番組によると、1号機の取り出す予定の燃料棒を保管する場所がまだ確保されていない様です。

廃炉までは険しい道のりでしょう。チェルノブイリ原発などは事故後廃炉はあきらめて、周りをコンクリートで覆っているだけです。

報道番組の東電の人の話からは、もう一度福島原発に津波が来るかも知れないと予想しながらの廃炉作業とはとても思えませんでした。

日本の危機管理はどれもお粗末なのですね。

「原発は安全です」と言い続けてあの事故です。

「GoToトラベルは感染拡大と関係ない」と言い続けて、データは約2.6倍感染者が増加しています。

太平洋戦争時「連戦連勝」と言い続けて、連戦連敗でしたね。

「平和ボケの日本」にちょっとした危機が来れば、今回の感染症に伴う医療の様にすぐ崩壊してしまうでしょう。

原発の廃炉過程は問題だらけなのに、二酸化炭素の排出抑制を理由に原発を再び多く使用しようとしたり?

福島原発に津波がもう一度来るかも知れないとは本気では想定してなかったり?

感染者数が少し落ち着いたら「GoToトラベル」?

これから先も日本は不安だらけですね。

危機管理が出来る国になって欲しいものです。

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