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自作「ポメラ」用膝上テーブルへの道:⑤仕上げ・完成
パーツの接着が終わった膝上テーブルに最後の仕上げをします。
前回の記事
チェックと修正
接着強度の確認
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まずは落下防止パーツが期待通りの働きをしてくれているか確かめます。
膝にテーブル、その上にポメラを載せて膝でテーブルの角度を変え、ずり落ちたポメラが落下しないか、ポメラがぶつかった衝撃でパーツが取れないかを確認します。
これは全く問題ありませんでした。さすがG17接着剤。
ところが! 強く握ったところに指紋が付く!
なんと! 新聞紙に挟んで押さえたときに字が転写されてる!
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実は、4回も塗装したせいでまだ完全に乾燥しきっていなかったのです。調べると一ヶ月は見た方がいいらしい。えぇ……そこまで待てない……。
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手で軽く触るぶんには塗料が手につくことはないので、このまま完成させて使い始めることにしました。
ただ、新聞の字はどうにかしたいので目の細かい紙ヤスリで塗装の表面を削りました。
今後いろいろ気になるようなら完全乾燥後にもう一度塗装を削ってもう一回だけスプレー塗装します。
接着断面の埋めとコーティング
スキマ埋め
前回接着したボードとマットですが、断面を見るとわずかなスキマや接着剤が見える箇所があります。
ここにぬいぐるみ自立用カップの時に使ったUV-LEDレジンを入れて塞ぎます。正しくは、ボード断面とスキマに均等な厚さでレジンを塗って固めます。(次の作業への布石)
写真撮ってなかった……。(痛恨)
コーティング用レジンによる仕上げ
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最後に、さきほど固めたレジンの上からコーティング用レジンを塗り重ねます。これでボードの丸めた角を補強し、前の作業で発生したレジンのテカテカを抑えます。
コーティング用レジンは自立用カップ製作時に買って使わなかったものなので費用はノーカンとします(穴埋めに使ったレジンも同じく)。
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ついでに落下防止用パーツの根本にも塗って補強します(念のため)。
それにしてもコーティング用レジンのブラシものすごく塗りやすい。前の工程もこれでできれば良かったのに……。
……って売ってるじゃん! 今度レジン使って何かやるときは買ってみよう。
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マットのコーティングを塗ってもテカテカですが、固めることでフロスト状の見た目になります。
あまりに長時間UV-LEDライトを使ってたものだから、見かねた母がサングラスを渡してきました。生まれてこの方裸眼で過ごしてきたからサングラス掛けるって認識まるでありませんでした。
膝上テーブル完成!
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コーティングが終わったところでやっと膝上テーブルが完成しました! そこそこの厚みがありつつも軽くて載せたときに負担を感じません。
ソファに思い切り背を預けて足を組んでてもポメラのキーボードが打てるので執筆環境の幅が大きく広がりました。
さすがにベッドに横になって、は無理ですけどね。
反省点
最後に、製作に当たっての反省点を上げて膝上テーブル編を〆たいと思います。
膝上テーブルはもう作りませんが、似た構造のナニカを作る際は気をつけたいと思います。
耐水性の紙ヤスリを使うべきではなかった
いつもの石研磨の要領で耐水性の紙ヤスリに水をつけながらボードを削ったせいで、穴の周辺が膨張してしまいました。
このせいで塗装が厚くなり、「表面は乾いているのに指紋が付く」という自体に繋がったので、今回最大の反省点と言えます。
ボードの非塗装側をテーブルの表面にすべきだった
そもそも塗装側の角を丸めたために工程と作業時間が大幅に増えたのですから、最初から非塗装側の角を削れば良かったはずです。
結局塗装することになったとしても、二度塗りで済み待ち時間は大幅短縮されたはずです。
ボードとマットを重ねる前に確認すべきだった
せっかくスクリューポンチでマットにきれいな穴を開けたのに、接着で失敗したせいで穴どうしが綺麗につながりませんでした。
ボードとマットはズレ無くキッチリ重なったぶん悔しくてなりません。
実はボード側には上下の目印をつけていたのですが、マット側を怠ったのが貼り合わせ向き間違いの原因でしょう。
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