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主婦から子育て支援員へ~子どもの貧困


そもそも、子どもの貧困の定義とは何でしょう?
どういう状態が子どもの貧困と言えるのか。

子どもの貧困


貧困には様々な定義がありますが、命を落とさず人間らしい生活を送ることが難しい状態を貧困と捉えることが多い傾向があります。
貧困の中でも、絶対的貧困相対的貧困という定義も存在しています。


「 子ども7人に1人は貧困 」
「 母子家庭の子どもの2人に1人以上は貧困 」と言われています。
経済的困難な状態が子どもにさまざまな影響をもたらします。

経済的困難がもたらす影響

不十分な衣食住・・・冬なのに半袖の衣服など
孤立・排除・・・仲間外れ
不安感・不信感・・・親、周りの大人や先生に対してなど
低い自己評価・・・自分は助けてもらう価値がないと思ってしまう
低学力・低学歴・・・学習の意欲がなくなる
文化的資源の不足
・・・リクリエーション、おでかけ、絵本などの楽しみが少ない
虐待・・・身体的虐待、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待

子どもにとって、この文化的資源はとても大切とされています。
遠足でのミカン狩りや、芋掘り、修学旅行、絵本の読み聞かせなどは、
貧困家庭の子どもにとっては、唯一の季節や人生の楽しみなのです。
そんな体験を多くできること、貧困にある子どもへのライフチャンスの補償、さまざまな「 機会の補償 」の必要性が大事とされています。

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子どもの自己肯定感と学校・教員の役割


2012年11月実施「大阪子ども調査」より(大阪市内の公立小中学校対象)

☘️貧困層の子どもは「夢がない」割合が高い
☘️「夢がない」理由は「思い浮かばないから」
☘️貧困層の保護者は「わが子の夢を知らない」
☘️貧困層の子どもは、自己肯定感が低い
☘️「音楽・体育・図工」の能力は、自己肯定感に大きく影響
☘️教師との関係が良い子どもは自己肯定感が高い


自分のせいではないのに理不尽な状態にある子に対して、親以外の周りの大人や学校・教員の役割は、とても大事です。
「音楽・体育・図工」などの能力を認め、褒めてもらった経験のある子どもは貧困の状態でも、自己肯定感が高くいられることがわかっています。

子どもはみんな親や大人に認められ、「わたしはここにいていいんだ。」と安心、安全に暮らしていく権利があります。
家がその居場所になることが最善ですが、それが困難なら他の場所、保育所や学校、福祉施設等で心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならないのです。

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