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「息子が不登校になった」あの時の息子とわたし④子育ての背景にあったもの・父の介護と姉の病気

わたしの子育ての背景で、最も深い陰は、
子育てと介護問題とが重なったことだ。

わたしは主人の実家で
義父と家族5人で暮らしていたが、
主人は仕事で毎日が遅く、
子育てはわたしに任せきり。

実家の方はというと、
病気がちの母に、わたしは頼ることも出来なかった。
息子が5歳の時に母を亡くし、
父は母の死後、痴呆症になった。


わたしには、姉と兄がいる。
その頃、姉も病気だった。

姉はひとり身だったので、
私は入院してる痴呆症の父と、
病気の姉の世話と
子育てとをしなくてはならない状況に追い込まれた。


約5年


このときのわたしの心は、こう叫んでいた。

なんで、わたしばっかり!


酷い被害者意識

自分が陰に蝕まれていく感覚


しかし、そのなかで唯一の救いだったのが、
主人の父親(おじいちゃん)の存在。
わたしの状況をみかね、
おじいちゃんは積極的に子守をしてくれた。

わたしはと言うと、
介護と子育てという状況に疲れ、
毎日のごはんを作るので精一杯。
子どもの話しを聞いたり、触れ合う余裕もない。


早くして欲しいのに・・・
ぐずぐずして自分を手こずらせる息子がうとましい

自分のイライラを息子にぶつける。

早くして!
お母さん、忙しいんだから!


子どもの小さな変化や成長を喜ぶ気持ちを見失っていた。


わたしは、日々の平穏を取り繕うのが必死で、
周りを見る余裕は全くなかった。


自分で自分がわからない
毎日を過ごしていた。


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「読んでくださり、ありがとうございます!」
今日もあなたにたくさんの「幸せ」が訪れますように♡

Momi

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