定型発達って何なん？

定型発達ってなんだろう？
と、時々思う。
平均的な発達ということなのだろうか。

発達障害と定型発達はよく比較されて出てくる。
発達障害ってなんだろう？

神経発達症と名前を変えたところで、
『社会』という障害は変わらない。

定型発達
普通

これほど魅力的ではない言葉も少ないのでは？
と、最近思うようになった。

発達障害＝個性
というのも雑な解釈かもしれないけれど、
普通の何が楽しいんだろう？と思う。

普通を生きたかった
私は、普通に学校へ行きたかった。

発達障害の方といわゆる定型発達の方との違いは、
『失敗経験の量』と『自己肯定感の低さ』
ではないかと思う。

何かと私たちは失敗を繰り返してきた。
比較され、叱られ、『自分』の価値を落として落として生きてきた。

負けた方が、勝ちだったからだ。

馬鹿にされても机を蹴られても、私は自分よりも周りの環境を守った。

あの頃の自分には普通なんて存在しなかった。
ただ、普通が異常だと気付いてからは羨ましいとも思わなくなった。

だから、今仕事ができるわけで。
転職もフリーターもしたけど、お金も底尽きたけど生きているわけで。

失敗は成功のもと
なんて、綺麗事でしかないかもしれない。
でも、失敗したから理解出来る世界もある。

と、信じている。

普通にはできない経験をした。
だから、普通には理解できないことをしたい。

それが私の幸せ。

定型発達＝普通

本当にそれが幸せか？
その答えは、自分の中にあると信じている。

いつも味方だ。