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花咲くいろは(2011年)【ほびろんっ!「アニメ紹介を真似して適当にやるとか本当にびっくりするほど論外っ。とおっしゃっています」】

能登半島の温泉旅館で、
女子高生のヒロインが仲居修行をするというアニメ。
被災地支援というカテゴリで、誰でも観れるようになっていた。
まあ、お金がないので、こんなんでも支援になるのか?
という口実で視聴したのである。

石川県ご当地アニメ。

↑ リンクが切れていたら、ごめんなさい。

最初の方に、
なんかブラック職場展開があって、なんかモヤモヤするし、
その次にお客さんのセクハラ展開があって、
まあ女性の方はモヤモヤする人がいるだろうし、
そんなんでおそらくこうだろう、とは気づいたが、

これは 本当に怖いことは起こらない世界観 なんだな。
と当てがついた。

要するに 本当は良い人だった 展開が来るという鉄板の展開だ。
物語演出というのは、落として上げる、上げて落とす、が基本なので、
幸せ展開の前には、怖そうなことを持ってくる。

モヤモヤはそこで回収される物語上のアクセントに過ぎない。
実際にそうだったわけだが。

強いて言えば恋愛要素でドキドキするくらいだ。
びっくりするくらい平和な路線である。
もちろんこういう需要もあるので、それはいいのだが。

ただ、惜しむらくは最終回近辺で強引すぎる収束を図ったことである。
どう考えても、あの終わり方は不自然だった。

これ、岡田麿里さんが脚本やってるマリズム作品なのだけど、

↓ マリズム作品の例。

***

いやあ、最終巻近辺のこの展開は、
これは良さを殺してるエンディングだなと。
申し訳ないが、酷評させてもらう。
もったいない。
最後の方は我慢して観るしかなかった。
(私はそうでした)

さすがのマリズムでも、上の方からのオーダーを処理しきれなかったか。
まあ、仕方ない。
まあ、こういうのも観ないとわからんわけで。

映画版だと、旅館のありふれた日常シーンが描かれて、
スタイルが元に戻っている。

だいたい、結婚式の部分までが面白いので、
(全26話で23話くらいまで)
最終回ラスト3話で切って後は観ないというスタイルで、
楽しめるんじゃないかな?と思う。
品質は良く、最終回の強引展開と、
序盤のもやもやを除けば、
瑕疵はあまり見受けられないと言える。

そうだ。そこ以外はぜんぜん楽しめる。

岸田メルさんの原画も美麗である。
nano.RIPEの歌もフルスロットル。
上の問題点を除けば、まあまあいいんじゃないか?

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