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並樹
2018年7月23日 23:28
暮れていく夕刻の残りわずかで怠惰な雰囲気の光が窓からはいり、その中を電気をつけずに。もしくは常夜灯だけで過ごすのがおちついて好き。だけど、刻々と夜に近づくさなかでは、さっきまで見えていた手帳の文字も見えにくくなるし、何をするにも薄暗い。特に何をするでもなく、だらだらと。さっきまであった暖色の色は夜の気配に呑み込まれて、とおくにうっすらとグラデーションでオレンジがみえるか見えないかになっ
2018年7月11日 22:50
ああ、もう駄目だ。一昨日、蚊がわたくしの睡眠を苛んだ。ぶーんかすかだか、確実に近くにいることがわかるあの忌々しい羽音。神経を逆なでするあの音!どうしたって眠れそうにないので、断固、戦うことにした。潰して潰して、潰しまくった。落ちついて部屋の壁なんかをぐるっと見渡す。どこかに黒い点がないかを目を凝らして探す。見つけたら、ただちに出動して潰すまで執念深く追いまわした。蚊は
2016年3月3日 20:42
「なんで、こうなったんだ」と問えば、「すべて自分のせい」という答えしか返ってこず、誰のせいにも環境のせいにもできず。ただただ、因果応報。自分が選んだ結果が、人生としてあらわれている。という至極当たり前すぎておもしろくもなんともない答えにぶちあたっている。おもしろくないねー。かといって、不運が降りかかれば、鬱陶しいほど、ぶちぶちぶちぶちぶちぶち自分が嘆くのも重々わかってもいる。