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わたしの「40歳の壁」の正体

第2子妊娠中に切迫早産の診断から自宅安静となり、突然手に入れた束の間のサバティカルタイム。ゆっくり自分の為に読書をしたり、音声メディアやオーディオブックを聞くインプットに加えて、日頃から頭の中を行ったり来たりしているモヤモヤを言語化してアウトプットする貴重な時間になっています。

これまでのnoteは主に子育てに関しての気づきや想いなど、わりと軽く書ける内容ばかりでしたが、せっかくの機会なので、自分のことも書き留めていきたいと思います。

先日、Voicyパーソナリティとして有名な尾石晴さん著の「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略という本を読みました。初版は2022年ですが、私がこの本及び尾石晴さんのことを知ったのは比較的最近でした。(Voicy界隈ではとても有名で書籍出版も既に複数されていますが、私自身はこれまでVoicyからも縁遠かったのが理由です)

私にとっての壁は何か。30代半ばであった数年前から既に気づいていたことですが、改めて言語化してみると、下記です。

〈子育て〉
尾石さんの著書では、小1の壁が挙げられていますが、私個人は、高齢出産であることから小1の壁自体は40歳を過ぎてから訪れます。その前に訪れるのが「保育園の壁」です。保育園入所が出来るかどうかという問題もさることながら、そもそも本当に保育園に預けてフルタイム勤務に戻るのか?戻りたいのか?というキャリアと密接に絡む課題。
保育園に預けること自体はメリットも多く、全く否定的な立場ではありませんが、我が家の現状だと保育園に預ける(フルタイムで復帰する)=平日は子どもと過ごせる時間がほぼ無いのが目に見えています。これを受け入れるのかどうかという私側の問題です。

〈キャリア〉
メーカー総合職。会社の事業自体は将来性もあると考えられるし、待遇自体は概ね満足。上司や同僚にも恵まれている。だが、社内で今後自分がどうキャリアを重ねていけるのか、いきたいのか具体的に思い描けない。圧倒的に男性比率が高い総合職キャリアで、女性のロールモデルがゼロ。また圧倒的なマジョリティは理系エンジニアの中で、文系マイノリティとして中途入社。文系が所属出来る部門は少ないが、復職すれば、年齢的にもその中でのマネージメントポジションを進むことを期待されている。正直マネージメントポジションは、魅力を感じない。(キャリア的成長はあるだろうが、ロール的に負荷が高く、マネジメントなのに逆に時間的な融通がきかなくなり、乳幼児の子育てとフィットしない)では、社内でスペシャリスト路線を模索するのか??

〈介護〉
実母が60代半ばで認知症を発症し、実父がサポートをしている。現在のところは、記憶力や判断力は著しく低下しており支障があるものの、身体機能は問題なく、2人暮らしは遂行出来る状態。但し、これから先の症状の悪化や父の高齢化を考慮すると、ずっと楽観視してはいられない。より積極的に介護サポートしなくてはならなくなった時に、何が出来るのか、どう動くのか。子育てや仕事との両立をどう目指すのか。

〈家族としての生き方〉
国際結婚である我が家。将来的に夫の母国に移住する可能性もある。その時に私の仕事をどうするか?40代での現地就職(非英語圏かつ活かせそうな専門性はない)は容易ではない。かと言って、全く働かないというのは経済的にも余裕がなくなるし、何より自分の精神的に耐えられないと考える。また両親の介護への参画が必要になった時に、柔軟に対応出来るようにしておきたい。

特に産後から、「自分という個人で稼げるようにならなくては今後の人生行き詰まる」と感じて来ましたが、改めて書き出してみても、尾石晴さんが提唱されている「自分業」を築いていくことが私にとって最適解なのだと思います。

【自分業の定義】
・お金・つながり・健康の3つの要素を満たす仕事
・やりがいが持てる仕事
・自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事

「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 尾石晴著

第2子出産までの束の間のサバティカルタイムと、第2子の育休中に(但し、1歳児+0歳児の自宅保育)、まずは自分業の種まきを少しずつ始めたいと改めて意思を固めました。

また適宜進捗も記事に出来ればと思っています!個人的なつぶやきを最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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