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喫茶ひとりじかん

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喫茶ひとりじかんとは。一杯のコーヒーがつなぐ人と人とのゆるやかな関係、気配を読み、また小さな声に耳を傾けるカフェの接客を応用した「居場所づくり」のためのプロジェクトです。町のそこ… もっと読む
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小さな暮らしを考える。

小さな暮らしを考える。

アルヴァ・アアルトが最初の妻であるアイノと出会い、死別するまでの25年間に光をあてた『アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命』を東陽町のギャラリーエークワッドで観た。

ちいさな展示だが、アイノの存在にスポットをあてた切り口があたらしい。じっさい解説によれば、アイノと生活を共にすることでアアルトの建築に「暮らしを大切にする視線」が持ち込まれたという。

アイノ自身建築家であり、

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喫茶ひとりじかん、継続開催が決定しました。

喫茶ひとりじかん、継続開催が決定しました。

喫茶ひとりじかんの継続開催についてのお知らせです。

昨年9月より、3回にわたって板橋区ボランティア・NPO活動公募事業として開催した「喫茶ひとりじかん」ですが、このたびMUJI com光が丘ゆりの木商店街店様の全面的協力のもと引き続き開催させていただくこととなりました。

会場はこれまで同様、板橋区赤塚新町3丁目の光が丘MUJI BASEです。無印良品がリノベーションした広々として快適な空間とな

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ひとりじかん #001

ひとりじかん #001



フィンランドの首都ヘルシンキ、ムンキニエミ地区のカフェにて。

冷たい雨が降りしきる午後、あたたかいコーヒーで暖をとる人びと。フィンランドのカフェはBGMがないし、そのうえお一人様が多いので店内はとてもひっそりとして心地いい。静かだが、決してわびしくはない。

きっと、それぞれがひとりの時間を満ち足りて過ごしているからだろう。

フィンランド語で「カフェ」は「Kahvila(カハヴィラ)」とい

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