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ひとりじかん #001

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フィンランドの首都ヘルシンキ、ムンキニエミ地区のカフェにて。

冷たい雨が降りしきる午後、あたたかいコーヒーで暖をとる人びと。フィンランドのカフェはBGMがないし、そのうえお一人様が多いので店内はとてもひっそりとして心地いい。静かだが、決してわびしくはない。

きっと、それぞれがひとりの時間を満ち足りて過ごしているからだろう。

フィンランド語で「カフェ」は「Kahvila(カハヴィラ)」という。もちろん「〇〇カフェ」「カフェ〇〇」と謳った店も少なくない。意味は同じだが、なんとなく「kahvila」には日本でいうところの「喫茶店」「純喫茶」みたいなニュアンスが感じられる。

この店は、「cafe」と謳っているが僕の中では「kahvila」の雰囲気に近い。お客さんの佇まいがそう思わせるのだろうか。

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