街角クラブ〜ミナスサウンド⑩/21世紀の街角クラブ その3
アントニオ・ロウレイロのバンドに参加しているベーシストのフレデリコ・エリオドロと、ドラマーのフェリッピ・コンチネンチーノはそれぞれリーダー作をリリースしており、二人ともジャズベースな活動を主にしているものの、近作はマーク・ジュリアナに触発された様なビートミュージックや、クラブミュージック的アプローチのアルバムをリリースしている。ジャズミュージシャンという出自に囚われない、他ジャンルの音楽性も取り入れていて、昨今のアメリカのジャズシーンとリンクするような表現が行なわれている。