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[詩]分水領

自己暗示かけて直しては
自分に色眼鏡を使っている
酔いどれ知らずの私
教習所でとらいぁと学んだのは
下手くそなルールでの縛りだって
我が道を行けばいい

テキトウなまま道を出て忘れた
誰か私のマップを知りませんか?

何十回何百回だって妄想した
自分が天才なんだって空に叫んだ
口癖だけは適当なんかじゃない
秒速30万ですぐに飛んでゆくから
私は最強なんだって歌っていくんだ
社会の奴隷の大人に構わずに

mass とを選択するのは
バカのやることだと叫んでいる
よーいドンなんていらない
幸福度は以前低いの
理不尽なルールで枷つけられて
メガネをはずされてしまい

見えてしまった現実が囁く
「君は何も特別じゃないんだよ?」と

何回も何十回だって努力はしてみた
自分がボンサイなんだって立ちすくんだ
黒歴史を塗り出してしまった
秒速3fで見える世界に埋もれた
私は何者なんだって見失っていた
社会の奴隷になっていたんだ

凡下、ボンゲ、born get
私の心が混ざって行く感情のカクテル
もう止まらない止まらない惰性のアクセル
天才だと諦められない
虚無な理想にサヨナラ

何百回何千回だって妄想した
自分が十全十美な存在だと思ってた
黒我儘な合言葉を重ねて
秒速30万を超えてヒックスど出逢った
私は変幻自在このオモイを抱えた
社会の奴隷解放宣言

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