もふ美

そこらへんにいる普通の女子大生。4年生。「普通」の大学生の私が生きてきた人生を振り返り…

もふ美

そこらへんにいる普通の女子大生。4年生。「普通」の大学生の私が生きてきた人生を振り返り、自分の向かうべき場所を探す。

最近の記事

知ってほしいのは一人だけ

誰かのことを本当に好きになると、人は強くもなるし、ダメにもなるんだ。 私が今までしてきた恋愛はなんだったんだろう。 好きなふりして、恋人ごっこを続けることにつかれていた。 そんな私の前に現れた彼。 彼との出会いは、偶然でもあり、運命でもあるようだった。 初めて会った瞬間に、あ、この人に会いたかったってそう思えたんだ。 そんな大好きだった彼にふられた。 たったの9か月。 そのうちの半分以上は、遠距離で全然会えなかった。 もっと彼に会いたかった。 もっと一緒にいたかった。

    • モラトリアム脱却日記

      この物語は、完全私の実話でお届けします。 2000年生まれ、ラスト20世紀少年としてこの世に誕生したもふ美。 ふたご座、A型、九州出身、早大出身、今年の4月に入ったばかりの会社は半年足らずで退職。 好きな言葉は、ケセラセラ。 嫌いな言葉は、夢は必ずかなう。 今まで一度も幸せは感じたことがありません。 人とちょっとだけ価値観がいつも合わない。 そんな不器用すぎる、生きづらい人間のリアルをお届けします。 この日記を書こうと思ったのは、私が欲している意見や先人たちの生きる術が

      • 私のにおいがするこの部屋で

        私は今日、引っ越しをした。 大学4年間住んでいた部屋から荷物をすべて運び出した。 荷物の向かう先は、実家。 もう二度と戻りたくないと思っていたあの地方に舞い戻る。 にしても、私の部屋には荷物が多すぎた。4年の間で服の趣味も変われば、食の趣味も変わるし、好きなアイドルも変われば、聴く音楽も変わった。 私は、この4年間で明らかに、ここに来た時の人とは違う人になっていたのだということを、自分の部屋を片付けながら気づいた。 都内の3階建て、エレベーターなし。3階に住み、洗濯機は着

        • 私はどうやら特別ではないみたい

          私はどうやら特別ではないみたい。 自分が特別で、何者かになれると信じてやまない17歳の私に伝えてあげたい言葉です。 「私はどうやら特別ではないみたい。」 それを聞いた17歳の私はどんな顔をするんだろうか。それよりもまず、22歳になった自分のあまりの変わってなささにびっくりするでしょうね。 誰もが幼いころは自分は世界に一人だけの特別な存在で、オンリーワンでナンバーワンな存在で、世界を救うヒーローにもなれれば、世界を魅了する歌手にもなれるし、世界をまたにかけて活躍するスポー

        知ってほしいのは一人だけ

          定期的にBTS花様年華を拗ねらせる女子大生の話

          第二話 一人ぼっちのバースデー 2019年6月。私は19歳になった。 19歳になる1分前まで、あいみょんの19歳になりたくないを聞いていた。 これは、私があいみょんのことを好きになった17歳の時から決めていたことである。 私の誕生日になっても得に何も変わりはなかった。普通にテストがあったし、クラスメイトは皆普通の服を着てたし、ご飯も特別そんなにおいしくないし、なんならその日は筑前煮を自炊した。 私は、生まれて初めて誕生日当日にヒトの直の肉声で、「お誕生日おめでとう」を言

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          #2 ドゥ・ザ・ライト・シング を見た。

          2022年5月30日。月曜日。 5月はもう終わる。一年の半分がもう始まろうとしているこの日に、私は「ドゥ・ザ・ライト・シング」を見た。オール明け、彼氏になりかけている人と次に会う約束をして、一睡もせずに見た。 今回は記念すべき?私の二回目の映画記録である。何度もくどいようであるが、私は自分がかなりの映画好きだと思っている。でも、私よりも映画を見ている人もいるし、映画をよく知っている人もたくさんいる。だから、このnoteは、大学四年生のそこら辺によくいる映画が好きな女子大生が

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          #1 きみに読む物語 を見た。

          2022年5月25日。ずっと見たかった「きみに読む物語」を見た。 ゼミが本当はあったけれど、ゼミをさぼって見た。 今回は記念すべき?私の最初の映画記録なので、ここで簡単にいかに私が映画を好きで、そして映画に生かされているのかということについて述べたい。 私は大学4年生。大学に入学してからほぼ毎日映画を見続けている。 初めて映画が好きだと気が付いたのは中学生の頃。 当時、サブスクや自分のスマホも持っていなかったため、家族共有のパソコンで、YouTubeの映画予告を見まくり、

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          花束みたいな恋をしたから見る大人のなりかた

          運命の人は二人いる。 1人目は、死ぬほど好きでたまらなくて、ずっと一緒にいたいと思い、恋することの楽しさと喜びを教えてくれる人。 ということを風のうわさで聞いた。 その時にふっと、「あ、花束みたいな恋をしたを見たい」と思って、普段は一度見た映画を見返さないということをポリシーにしている私だけども、夜中にユーネクストを入れて、二度目を見た。 一度目に見たとき、地元の友達と地元の小さくて古い映画館でこの映画を見た。その友達は、上映が始まる前に私に言った。 「この映画を見て泣い

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          定期的にBTS花様年華を拗ねらせる女子大生の話

          第一話 いざ、東京へ 2019年4月。憧れの大学に入学した。私は九州出身で、大学進学を機に東京に上京し、一人暮らしを始めた。 桜が風に踊らされ、春にしては少し肌寒い入学式だった。ここで始まる新しい生活が、その時の私を変えてくれると信じていた。それぐらい、私はまだまだ子供だったのだ。 1人暮らしを始めたとき、昭和に建てられたかなり年季の入った女子寮で生活を始めたはいいものの、壁の薄さに部屋の狭さ、Wi-Fiの繋がりにくさに、備え付けの冷蔵庫の小ささなど、全てのことがストレス

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          ここで今から書く話は、きっと誰の得にもならない。だけれども、私には大きな意味のある前進である。 いつになったらこの世界は自分の好きな世界になるのだろうか。いつか子供の頃に夢見ていた世界とは全く違う生活を送り続け、気が付けば私はもう22歳になっていた。大学4年生。 私は、今までの人生で一体何を成し遂げてきたのだろうか。特に、この大学4年間はいったい何をしていたのだろうか。最近、この4年間を無駄に過ごしてしまったのではないのかと途方に暮れている。そこに、母からの「こんなんじゃ

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