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ドイツで湯たんぽ

風邪で弱った私に、夫がサプライズで『湯たんぽ』を買って帰ってきてくれました。
ドイツでは、腹痛、女性なら生理痛や膀胱炎予防、風邪を引いた時など『湯たんぽ』もよく使われます。

寒くなってくると薬局で売られる様になりますし、ドイツの冬の一大イベント「クリスマスマーケット」の出店でも売られていたりします。

私は可愛く子供っぽいものが好きなので、夫はこれで元気付けようとしてくれたみたいです。
40代後半のおばさんですけどね。

可愛いものを身近におくと、ふとした時に目に入って幸せなのでいいのです。
わーい!
ありがとう。

こちらです。
「ビリー ヴォルケン」と名付けました。
羊のメリーだと女性っぽいので、男の子っぽい名前がいいとビリー。ヴォルケンは「雲」(ドイツ語)です。
夫のアイデアで「モコモコとしているから。」だそうです。

背中にチャックが付いています。中に湯たんぽ本体が入っているので、湯沸かし器で沸かしたお湯を入れます。

殺人現場感…。ビリー!
注ぎ口はしっかりしていて掴みやすくなっています。
襟巻きトカゲ状になっている事でお湯の注入も簡単。
栓を閉めて身体に戻します。
ホカホカビリーの出来上がりです。

この様な人形カバー付きタイプの『湯たんぽ』は、勿論羊以外にも、アヒルやニワトリ、クマ、蛇型など色々と売られています。


我が家には、他にも『湯たんぽ』があります。

⚫︎電子レンジで90秒間加熱タイプの『湯たんぽ』↓

十年程前のクリスマスマーケットで私の目が釘付けになっていたら夫が買ってくれた湯たんぽ。ずっしりと重く、身体部分が手のひらをはみ出るくらいのサイズ感。毛玉が出来始めているところが使用感あります。失礼。

中は多分「Hirseヒルゼ」という小さな球状の穀物。背中がマジックテープになっていて、外のお人形は手洗い可能です。

⚫︎日本で買ってきた気がする…こちら↓

ダイビングスーツ生地で作られた『湯たんぽ』

熱湯を入れればかなりの長時間温かいです。
寒い日は寝る時などに膝下にひいて、脚を温めてもらっています。

⚫︎それとこちら↓

ドイツ人のおばさま友人に誘われて「婦人会」なるものに参加させてもらった時に、皆でチクチクとおしゃべりしながらパッチワークで作った私の手作り『湯たんぽ』。座布団のようですが、手のひらサイズです。

中には、さくらんぼの種が入ったエコ仕様です。
こちらもレンジでチンするか、低温のオーブンで温めて使用します。種のシャリシャリとする感触が気持ちの良い使用感ですが、冷めるのは早い気がします。

私は末端冷え性ですので、寒い夜には『湯たんぽ』を使用すると身体がぬくぬくとして寝入りやすくなります。
寝ている間に暑くなると勝手に自分で押し退け、その後は自力で体温調節をしますので、健康的にも過保護過ぎない手助けでいい気がします。
後、風邪のひき始めに肩甲骨の間を温めると体調が戻ったり(日本にいた頃は「貼るカイロ」を貼っていました。)、頭痛の時には首の後ろから肩にかけてを温めるとマシになったりします。肩凝りが酷すぎる時にも『湯たんぽ』を肩甲骨の間に長時間当てておくとマシになる気がします。
※個人の感想です。


『湯たんぽ』、使用感も気持ちがいいので、特に寒がりさんにはおすすめします。


2023年11月25日


※個人的な経験や感想です。『湯たんぽ』のご使用はご自身の責任でお願いします。

ありがとうございます。励みになります。 頑張って更新しますね。夫と美味しいものを食べたいな。