読書【ほぼ命がけサメ図鑑】
鯨の本に続き、今回は鮫。
鯨と鮫の違いがわからない皆様へ
簡単に違いを紹介します。
簡単です。
鯨(くじら)=哺乳類
鮫(さめ) =魚類
鯨は私たちと同じ哺乳類なので、
肺で呼吸をし、胎内で子供を育て産みます。
鮫は魚なので、
エラで呼吸し、卵を産みます。
な の で す が 、
この本を読んで鮫の子供は鮫で産み落とされる
こともあることを知りました。
何を言っているのかわからないですね。
詳しいことは、本を読んでみてください。
もっと優しく詳しく解りやすく教えてもらえます。
そしてこの本を読んで
フカヒレについても詳しくなりました。
鮫の本を読んでるって言うと
こんな質問がきたりします。
フカヒレって何鮫なの???
ジンベエザメ???
ジンベエザメのフカヒレは間違ってはいないです。
なにせすべての鮫からヒレはとれます!!!
そう、フカヒレは全ての鮫からとれるのです!!!
しかし、ジンベエザメは絶滅危惧種であり
フカヒレとして流通することはないと思います。
世に多く流通しているフカヒレはヨシキリザメだそう。
日本でも鮫漁は行われており気仙沼が漁獲量日本一。
そして、世界的に問題となっているのは
フカヒレを狙い、鮫のヒレだけを身体から取り除き
それ以外を海へ捨てる「フィニング」
生きたままの鮫からヒレを奪い海へ捨てる。
ヒレを失った鮫は泳ぐことも出来ず死んでしまいます。
その残虐性から問題視されている漁です。
気仙沼では、フィニングは行われていません。
日本は鮫を余すことなく頂いています。
その使い道と歴史たるや、、すごい。
というように、鮫の種類だけでなく
鮫にまつわる情報がわんさか出てきます。
そして著者沼口さんのサメ愛もまたすごいです。
前回の田島さんも思ったけど、
愛ってすごいんだと改めて感じました。
水族館に行ってサメが見たくなりました。
そした、鮫料理も食べてみたい!!!!!
フカヒレだけじゃないんですって、サメ料理!!!
ほぼ命がけサメ図鑑
著 : 沼口麻子
講談社
¥1,800(税別)
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