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子供乗せ電動サイクルも楽々駐輪 !女性やシニア層に優しい高機能駐輪ラックが登場

デザインとアイデアのチカラで駐輪環境の改善をビジョンに掲げるモドルキカクは、これまで駐輪場で抱えていた利用者のストレスを軽減する
”moving rack"を開発しました。エクステリア・住宅部材・駐輪機などのOEM製品を主軸とする金属加工会社㈱伸明による製造協力のもと2023年◯月◯日から受注開始します。

気付かれないアイデア

日頃の生活の中で不便だったりストレスになっていても、それを解決できる手段やモノが世の中に存在しなければ、それが当たり前だと思ってしまいがちです。誰かに「◯✕◯✕って不便じゃない?」と言われて思い出したかのように気付いたりしませんか?
私は、モノをデザインするとき見た目の美しさよりも先ず対象になる既存のモノが正解なのか?全面的に疑ってかかります。特にサイクルラックは専門なので疑い深く観察している筈です。今回一つのアイデアのもと商品化までたどり着いたのですが、人の行動を観察したり困りごとのヒアリング調査から生まれた訳ではございません。駐輪ラックそのモノを定義することから必然と成立したアイデアです。
つまり、体感して「あぁっ!」と気付くかも。

自立スタンドの使い方をご存知ですか?

電動子乗せ自転車にはスタンダードに採用されている安定感抜群の両足スタンド、自転車メーカー各社によるとスタンドを地面に押し当てながらテコの原理で車体を引いてバックさせる安全で楽なスタンド方法を推奨しています。※電動子乗せに限らずL字型両足スタンド採用モデル共通

前輪を嵌め込む・差し込むタイプの前輪ラック

駐輪ラックには前輪と後輪の両方をレールに乗せるタイプと前輪だけを預けるタイプの前輪ラックとに大きく分類されます。
(前輪ラック)
1.駐輪場所へのアナウンスとアイコン的要素
2.自転車の整理整頓
3.風や不可抗力による転倒防止
の3点が主な目的とされる前輪ラックは、保持能力が低いため自転車本体に装備される自立スタンドと併用するのが一般的です。
ところが、駐輪ラックに前輪を嵌め込むと自転車メーカーが推奨する方法が取れません。利用者はチャイルドシートや後ろにカゴが装備されたヘビー級の電動アシスト自転車の後輪を持ち上げてスタンドする必要が出てくるのです。また、支柱に差し込むタイプで自転車メーカー推奨方法をとるとラックから抜けることになるのです。 

前輪がホールドされるので自転車をバックさせられません。
自転車がバックすると支柱から抜けてしまいます。

ラックを使っても普段通りにご利用いただけます。

前輪ラックと自転車の前輪にご注目ください。
ラックが前輪と追従することで、重たい電動アシスト自転車を持ち上げる必要がなくなりました。『moving rack』は子育て世代のママや高齢者に優しく、これまで駐輪場で抱えていた利用者のストレスを軽減できるユーザー目線の前輪ラックです。


"moving rack"  商品詳細

★ 小さなこだわり
多くの人は自転車を押し歩くとき自転車の左側に立ち車体は少し左に傾いた状態です。”moving rack"は左右非対称のタイヤガイドをデザインしたことで少し左に傾いた自転車でも入庫しやすくなっております。
また、加速度センサーに干渉しない設計のほか入庫時の衝撃を緩和させる
2ステップ構造など細かな部分にも配慮しております。

製品情報・仕様

  • Size L:534mm W:228mm H:80mm Material:溶融亜鉛メッキ鋼板

  • スライドユニット+タイヤガイド

  • Size L:(65)+534+(231)mm Material:スチール*塗装

  • 稼働範囲250mm タイヤガイド内寸法 W:65mm. 総重量:約10kg

  • 推奨タイヤサイズ 20〜27inch タイヤ幅60mmまで

  • 販売価格 ¥*******(消費税込) 特許出願中

最後に

製品化したモデルは電磁ロック非搭載のタイプですが、当方(発案者)は本アイデアを電磁ロック式駐輪ラック(課金式)にも実装させたいと強く願っております。ところが、公共の駐輪場に設置するとなれば高いハードルが立ちはだかるのが現状です。その理由は多々ございますが、今回の提案が収容台数確保を優先にした発注者目線の駐輪場づくりから利用者目線の駐輪場づくりのトリガーになればと活動しております。
応援よろしくお願いします。

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