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過去の私③(高校生の頃の私)

私は、数年前から「引き寄せの法則」と向き合い願望をいくつも叶えてきた。「引き寄せの法則」で大切なのが自分軸を取り戻す事になるのだが、「自分軸」を取り戻す時に必要なのが過去の自分と向き合いその自分を癒やし慰め労る事で過去のトラウマや過去の辛い思い出や記憶を手放す事が必要になる。私もずっとこれを繰り返し向き合ってきた。特に最近「お金」と向き合うことが多いのだが、その時に一番貧乏だった高校生の頃の自分と向き合い始めていたら、何とあの頃の私は実は「引き寄せの法則の達人だった!」事に気付いた。今日はたくさんある中の3つを紹介したいと思う。


高校生の頃の私は引き寄せの法則の達人だった

  1. バイトを探したことがないのに掛け持ち3つ

  2. 憧れの彼と文通始まり数年後には付き合えた

  3. 憧れの先輩(女性)から貰った物

  4. あの当時の私が今の私に教えてくれること

1.バイトを探したことがないのに掛け持ち3つ

実は、これは私の中での七不思議の一つ。引き寄せの法則と向き合う前から「どうして私はバイトを探さなくても働けていたのだろう?」と不思議だった。一つ言えるのは、とてもマメな親友がいて、その子が自分のバイトと一緒に私に話を持ってきてくれたことが大きい。他にもバイト先の店主さんが親に話をしてくれてあっという間にバイトが決まり週5のバイト1つ、週末のバイトが1つ、夏休みの長期バイトが1つと多い時で3つのバイトをすることができた。

2.憧れの彼と文通始まり数年後には付き合えた

高校生になって自分探しを始めていた頃、以前から憧れていたボランティアサークルに入ることにした。気の合う仲間もたくさんいて楽しかったが、他のサークルの人達との出会いの場の交流会が一番楽しみだった。テント⛺を張ってキャンプファイヤーの前で班毎の出し物をしたり、飯ごうでご飯を炊いて薪を使ってカレーを作ったりいつもはできない体験に心躍った。そんな中、班の中に気になる男性がいてずっと気になっていた。その人は私の班の班長で仕事も上手いし、班のみんなへの声がけや指示が的確で安心感があった。夕飯を食べながら、各班の出し物を楽しむ中、彼が私に話しかけてきてくれた「どうしてボランティアサークルに入ったの?」私は「私達がボランティアを通して楽しいと感じること、えっと楽しいっていうのはルンルン楽しいと言うのではなくて、難しく感じた事が何とかできたり、失敗したけどまた次に繋がるって思える事も含めて相手に伝わるって思えることが楽しくて。そんな活動をどんどんしていけたらって思ってます。」と自分でも驚くような答えを言っていた。するとその言葉が彼の中で感じるものになってくれたようで帰りの会の感想を話す時に私の言葉をそのまま話して「こんなふうに思っている後輩がいる事を嬉しく思うし、自分も残り一年違う意味でボランティアと向き合えそうだし、それに気付かせてもらえた出会いに感謝します」と言ってもらえた。私は、涙を堪える事ができなかった。あの当時は個人情報もあまり厳しくなく、栞に住所、氏名、電話番号等がきちんと載っていたので、その後私達は文通をするようになった。そして文通を始めて4年後(私は19歳になる歳)の夏に弘前大学の学生だった彼が、私の勤めるホテル(旅館)に自転車で帰省がてら泊まってくれた。そしてその日から憧れの彼は本命の彼へと変化した。

3.憧れの先輩から貰った物

私は高校生で自分らしく生きたいと言う思いが強く、部活動は演劇部に入部した。こうして考えるとどうやって時間を使っていたのだろうど思うほど多忙だった。バイトの掛け持ち、ボランティア活動、そして部活動。そして家でも母が居ない為、家事を担っていた。
私は、自分を表現したいと言う思いの他に一つ上の先輩でいつもキラキラして堂々と自信に溢れる先輩を目で追っていた。時々話しかけられると有頂天になったし、キャストになれると先輩との絡みがどのくらいあるかで一喜一憂するほどだった。先輩が3年生で同じ舞台作れるのはこれが最後と言う時に合宿所は慌ただしかった。個人練習をしていたか、同級生と騒いでいたか忘れたが数名の先輩から「こっちに来い!」と命令があり「えーっ?何かしたっけ?」と不安になりながら先輩の元に…。すると憧れの先輩が私を探していたことがわかり複雑な心境でとにかく先輩の側に座った。「お前、何抱えているんだ。いつも無理して笑って。見てて苦しくなるんだよ。ここでは無理するな。泣いてもいいんだから!」
そう言われたら自分を縛っていたものが解けるのを感じた。でも思春期の私は全部をさらけ出す勇気が持てず心の中の全部を見られないように厚い布を心に覆っていた。でも、開放感がすごくて涙が溢れ声を上げて泣いていた。
たくさんの先輩方が優しく頭を撫でたりティッシュを取ってくれたり優しくしてくれたが、憧れの先輩が私の心を覆った物を感じたようで私と一対一で話を聞いてくれた。その時は両親の離婚のことは言えなくて恋で苦しいと2.で書いた彼のことを話しただけだった。次の日が公演日と言うこともあり、それ以上は話をせず「目を冷やして寝るように」とアドバイスしてもらい、次の日の公演も無事に終わった。先輩は就職活動の為に退部したが、私にルーズリーフにビッシリ書いた手紙を毎日の様に届けてくれたり「テスト期間終わったら泊まりに来い」と家に招待してもらった。先輩はバンド活動もしていて、チケットを頂くこともあった。1番思い出深いのが、私の弟の誕生会を開いてもらったことがあった。ルーズリーフでの手紙のやり取りで私は先輩の本当の優しさに触れる内にどんどんベールを剝して素直になり、家庭が悲惨な状態である事を伝えていた。その中で「弟が小学生の内に誕生会を開きたいがどうしてあげたらいいか」と相談していた。すると先輩は演劇部の全員に声をかけ、自分の家を会場に誕生会を開いてくれた。部員から少しずつお金を集めて花束とプレゼント(シューズ)を買ってくれて、部員達が1品ずつ料理を持ち寄って全てサプライズでしてくれたのだ。弟は泣きながら喜び、その姿を見て私も大泣きだった。
その先輩からは先輩が就職しての初めてのお給料で洋服も買っていただいた。
あの当時もとても喜んでいたのだがきっと余りにも心にも時間にも余裕がなくて幸せを感じるまでには至らなかったかもしれない。

4.あの当時の私が今の私に教えてくれること

私は、この当時の彼女(自分)を癒やすために内観していた。でも彼女は私にこう言った「私はあの頃からずっと引き寄せの達人だよ。だからあなたはもう既に全部あるんだよ!」ってあの当時の私が感じることのできなかった喜びや感動を時差はあるものの今、新鮮に感じられ、数え切れない喜びの中にいて感動をいただけている。これが今の私にどれ程の自信をもらえているか、私が今、当たり前だと思っている事ときちんと向き合えば、本当の喜びはもう既にあるのだ。その視点、その感じ方を高校生の私から学ぶことができた。
皆さんは、毎日頂けているギフトに気づいてますか?過去の体験からのギフトを感じたことはありますか?
どちらもとても素敵です。過去は難しくても、今あるギフトを感じていける日常を過ごしていけたらいいですね。
今日もありがとうございました(*´˘`*)♡♡♡


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