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63(ロクサン)女史のソロ生活 歩こう

9月に白内障の手術をした。

簡単な手術とは聞いていたが、一応「オペ」だった。

頭にはビニールのキャップを被り、片目だけ開いているビニールで顔を覆われ、目の表面麻酔をし、手術が始まった。白内障の瞳を見たかったけれど、溶かして目から取り出したらしく見ることはできなかった。

手術後、片目を覆われた状態ではさすがに歩いては帰れず、タクシーを呼んで帰宅した。久しぶりのタクシー。料金は前より値上がりしていた。

そこで可能な限り、汗ビッショリになりながらも歩いて通院した。


手術後、左目、右目毎に3日間髪を洗えず、暑い時期できつかったけれど、2週間程、車の運転ができない、自転車に乗られないことが一番のストレスだった。

車や自転車を使用する生活が当たり前になっていたのと暑過ぎたことが原因で歩くことがとても不安で苦痛だった。


けれど、今思い返せば、

「歩くことはとても大事!!」

と思う。


移動手段に選択枝が多いことは便利で快適なことは言うまでもないけれど、足の裏で地面を感じ、足の指を開いたり、縮めたりし、足首や膝を動かし、お尻や背中まで脚と意識しながら歩く。

登りは一見、きつく感じるけれど、楽そうな下りの方が歩きにくいこともわかった。

片道、30分歩けば、往復で1時間程度になる。コースも登り下りのきつさもその日の気分で変えてみる。

これからは歩きやすい季節、原点の「歩く」を日々の生活に取り入れていきたい。

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