見出し画像

みだれ髪の読書記録:6月17日~7月31日(マヤと古代メキシコ文明のすべて、ミュージアムの女、グッド・バイ)

この期間に読み終わったのは、10冊だけど、記事をすでに書いたものが多く、今回感想を書くのは3冊だけになる。

①『イギリス近代史講義』 by 川北稔(講談社現代新書)

②『The Magician’s Nephew(邦題:魔術師のおい)』 by C.S.LEWS
今年の洋書4冊目。
The chronicles of Narnia』(ナルニア国ものがたり)の6冊目。


③『マヤと古代メキシコ文明のすべて』 by 青山和夫

古代メキシコ展」に行く前に、何か関連する本が読みたいと思って、まず家の本棚をチェック。「マヤ」に関する本は何冊かあったけど、古代メキシコを網羅するものはなかったので、図書館で検索。
すると、図書館には30冊ほどあって、その中から、『古代メソアメリカ文明 マヤ、テオティワカン、アステカ』(by 青山和夫)を借りてきた。この本は、思った通りの内容が詰まっていて、よし!とは思ったものの、厚い、硬い、白黒で単調、なので、なかなか進まなかった。
そんな時に、本屋で、同じ著者の『マヤと古代メキシコ文明のすべて』を発見して衝動買い。後で発行日を見たら、前日の発行だった!
新書だし、カラーだし、文句なし♪

④『ミュージアムの女』 宇佐江 みつこ(KADOKAWA)

美術館の監視係のお仕事について、ユーモラスに語る、4コマ漫画。
そうそう!とくすっと笑えるエピソードから、学芸員との違いなど、ほう~♪と思えるような内容が満載。
美術館好き(アート好きとはちょっと違う、多少かぶってはいるけど)の方にお勧め。

⑤『たいした問題じゃないが ―イギリス・コラム傑作選―』 by行方昭夫(編訳)

⑥『語学の天才まで1億光年』 by 高野秀幸

⑦『翻訳家の仕事』 岩波書店編集部編 (岩波新書)


⑧『グッド・バイ』by太宰治

夜中に、突如日本の名作小説っぽいものがよみたくなり、と言ってもすでに読んだ本以外にそういう本の在庫はなく、でもネットで電子書籍を買ったり、無料テキストを検索する元気もなく、で、思いついたのが、電子辞書の付録。確か1000冊くらいついていたはず、と思いチェック。
そして選んだのがこの本。90ページほどだからちょうどいいかな、と。

太宰治の本は何冊か読んだけど、あまり好きというわけでなく、これも全然期待していなかったけど、読み始めると意外と面白い。
内容はバカバカしくて、そこそこお金は持っているけど、女性関係が大変で、どうにか手を切ろうと思案して、良いアイデアを思いついたものの、別の困難が、みたいな。えらく漫画チックで、どうなるんだろう〜と思っているうちに突如おわる。

あ、そうだった、この本は未完だったのだ。読み終わって思い出した。書いている途中で、大宰はグッドバイしちゃったんだ。
でも、思い切り途中の割に、何故か腹が立たず、良く眠れたー


⑨『The Last Battle(邦題:さいごの戦い)』by C.S.LEWS
今年の洋書5冊目。
The chronicles of Narnia』(ナルニア国ものがたり)の7冊目。

⑩『英語の階級~執事は「上級の英語」を話すのか?』 by 新井潤美(めぐみ)


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?