書くことは調理に似ていると思う
10月は仕事が忙しい。
自宅が仕事場なので、半月以上缶詰状態になっている。
唯一の外出は徒歩5分ほどのスーパーくらい。
買い出しからの帰り道、空を眺めては、渡り鳥たちに羨望のまなざしを向ける日々が続いている。
「どこかへ行きたい」
そんな想いを抱きながら。
私は旅が好きだ。
サラリーマン時代も休日はカメラを片手に方々へ出かけていた。
そんな人間にとって、軟禁状態は大きなストレスになる。
このもどかしさをどこで発散しよう。
悩んだ末にたどり着いた答えは、創作と空想の世界への小