見出し画像

効率よく動くため、怪我をしないために知っておきたい関節のこと

私たちの身体には、約206個の骨があります。
骨と骨のつなぎ目のことを関節といいます。

身体を動かす際には、関節が本来持っている範囲を適切に動き、一つ一つの骨が連動し、全身に波及して動いていくことが必要です。

しかし、関節が本来持っている範囲よりも狭い範囲でしか動いていない、もしくは過剰に動いてしまうと力は適切に伝わらず、負担がかかり怪我に繋がってしまいます。


効率よく動く、怪我をしないために知っておくべきこと

運動・ストレッチ・筋トレなど身体を動かす際にまず守らないといけないことは、

関節の本来の動きや範囲から外れないこと

です。

関節の本来の動きとは、関節を成している骨と骨の適切なスキマを保ち、関節の形に合わせて動くことです。

言い換えれば、関節が動いたときにある場所は骨と骨が近づきすぎている、もしくは離れすぎていると関節の動きに異常をきたし、負担がかかります。そのような動きでは当然力も適切に伝わりません。

そして、関節が適切なスキマを保ち動くためには、筋肉が適切に動くことが必要になります。


筋肉の働きが骨の動きを邪魔しない

ここが多くの人に不足している視点で、筋肉の力の大きさばかりに目がいっていることが多いと思っています。

その関節に関係する筋肉が縮みながら働いたり、伸びながら働く、そして適切な強さで働くことで関節が適切なスキマを保ちながら本来持っている範囲を動いているかという視点を忘れないでほしいです。

トレーニングをして可動範囲が狭くなってしまった場合は、関節の本来の動きから逸脱した状態で行っていた可能性があると思います。

関節の本来の動きを保ちながら行える負荷の量をだんだんと強くしていくことで、筋肉の強さや速さも求めていくといいと思います。そうすれば、可動範囲も狭くなることなく行うことができます。

ストレッチや筋トレをする時には、関節がどういう形をしているのか、骨がどのように動くといいのかということをイメージしながら行うとスムーズな身体の動きができてくると思います。

みなさん是非試してみてくださいね!

僕の考える「力の伝え方」は以前に書いていますので、是非こちらもご覧ください。







よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポート費は活動費に使わせていただきます。