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大学院での日々

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大学院(博士課程)での日々について書いた記事をまとめています。
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#大学院生

無気力から立ち直る

4月からの忙しさが、やっとこさ一段落ついた。 6月半ばに「よっしゃ、一段落ついた!」からの…

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必死にもがくその先に

何か新しいことを見つけて、それについて記すーー それは、かっこいいお仕事のように見える。…

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”わかる・理解する”はゼロイチの話じゃない

もう4年も前に受けた授業に、いま再度向き直っている。 かつては、出来のすこぶる悪い学生と…

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同じ本を繰り返し読む、”再読”のススメ

同じ本を何度も読むことが好きだ。 何度も読んでいる、お気に入りの小説に手を伸ばした。分厚…

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頑張る彼の目に、うつる世界は

私の恋人は、同じ大学院生で、よく無理も無茶もする。 「無理をしなきゃいけない時もあるねん…

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「与えられた環境で、工夫しながら生きる」

うまくいかない、うまくいかない、うまくいかない。 そんな感情がぐるぐると渦巻いていた。一…

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物事を理解するために必要なもの

「あさぎさんは、脳の持久力が足りないね」 そう言われたことがある。しかも2人、別々の人から、別々の場所で、同じような時期に。 4年前の、大学院に入りたての頃。あまりにわからないことが多すぎて、いつだって脳みそはパンク状態。 「……わかんないです」そう固まる私に、あの先生も先輩も、そろって「脳みその持久力が足りない」と苦笑いするのだった。 * 何かをちゃんと理解したいと思ったとき、結局一番大事なことは、ちゃんと理解できるまで考え続けること。これに尽きると思う。 「わ

”憧れ”の前向きなちから

憧れの人を思い浮かべると、なんだかほんのちょっと、背筋がシャキッとする。 私の憧れの人は…

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優しい言葉だけが優しさじゃないと知った、4年前のこと

「なんでこんなのもわからないんですか?」 研究室に響く先輩の声。 ぎゅっと唇を噛んで、耐…

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”研究のはじめ方”の手引き(5):先生や先輩に質問するときの3つのコツ

新大学院生にむけて、博士課程3年目の私が「もっとはやく気づいていればよかったー!!!」な…

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謝らなくていいんだよ

zoomで開催された、修士生向けのゼミに参加した。 なつかしくなった。目の前には、ほんの少し…

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口の悪さに救われることも、あるもんだ

来年度より新しい生活を始めるべく、しれっと就職活動をしている。 と言っても、受けているの…

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”研究のはじめ方”の手引き(4):自分の興味を具体化して絞っていく

新大学院生にむけて、博士課程3年目の私が「もっとはやく気づいていればよかったー!!!」な…

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zoomでピザパーティをしました。

寮住まいの醍醐味と言ったら、一緒に住む仲間との交流。 私の住む寮は、各階ごとに、キッチンとシャワー室と洗濯機が共同となっている。よく共同のキッチンで、たまたま会った人とおしゃべりしたり、一緒にご飯を食べたりしていた。 半年に一度は、ダンスパーティやピザパーティをして、しゃべって騒いで笑って、楽しい時を過ごしてきた。 それが、昨今のこの状況で難しくなってしまった。一緒にご飯を食べることも、難しい。ダンスパーティやピザパーティなんて、もってのほか。例年だったら、新入寮生歓迎