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コトバアツメ~覚えておきたい言葉たち~

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ぐっときたり、きゅんきゅんしたり、激しくうなづいたり、背中を押されたり。。。そんな心に響いた言葉の備忘録。
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#自分と向き合う

「因」のはなし

「因」のはなし

ここのところ、時間があるのに本を読んでいなかった。なんだか読む気が起きなかった。でも、昨日あたりからまた読みたい気持ちがムクムク。2冊一気に読み始めた。

たぶん、自分的に“やり残してる感”があった仕事の原稿やら個人的に書きたいと思っていたことやらを書き上げたから。

要するに、結局のところ、
「休日だから時間がある」「本を読めるが環境ある」という【外的要因】が整っていたとしても、
自分の心の

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「友だち」論からの「自分」論。

「友だち」論からの「自分」論。

先日読んだこちらのnoteがすごくすごく印象に残っています。

友だちになかなか会えないことのさみしさは、「自分」に会えないさみしさなのだと、ぼくは思った。

そういう友だちたちに会えないさみしさは、「その人の前でしか見せない自分」に会えないさみしさでもある。

今ちょうど、なかなか友達と会う約束をしづらい時期であり、私もご多分に漏れずさみしさを味わっています。
そんな時だったので、タイトルに惹か

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好きの壁。

好きの壁。

好きでも簡単でないこともある。凄く好きなのにうまくいかない恋愛があったことを考えればなるほどと思う。
『ロマンティックに生きようと決めた理由』より

好きなものを見つけた時、あるいは〝これが好き!〟と自覚した時の感動って計り知れない。
そして、凄く力が漲ってくるのを感じる。
もうその気持ちだけで、この世のどんな苦難も乗り越えられそうな(笑)

でもしばらくすると、〝好きなのに上手くいかない〟という

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使っている人生を幸福に過ごすために。ひとつの幸福論の提示。

使っている人生を幸福に過ごすために。ひとつの幸福論の提示。

沢木耕太郎『世界は「使われなかった人生」であふれている』より

重要なことは、どのような望みを抱くかにあるのではなく、抱いた望みを忘れないことである。つまらぬ望みを抱くことを恐れる必要はない。真に恐れるべきなのは、あまりに多くのものを望みすぎ、何を望んでいたかさえわからなくなってしまうことだ。

頭ではなく、心が納得することばたち。

永井一正『つくることば いきることば』より

伝えることも受け取ることも、
愛や誇りといった根本的な精神を
おろそかにすると、すべてがうわすべりになる。

善なるもの、真なるもの、美を求めて
生きるということが、
わたし自身を生きやすくする。