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#10★13年越しの意識の書き換え。さよなら罪悪感。
今日は、ひょんなことから仲良くなったNさんとZOOMでお話した。
Nさんとは共通のお友達のイベントで知り合い、
気付けば2人で神社に行くことになったという(笑)
不思議なご縁で繋がった方だった。
Nさんはとっても明るくて楽しい女性だった。
元気ハツラツ、ユーモア溢れる軽快なトークで、初対面から話しやすい雰囲気だった。
ただ、ふとした時に話すワードに、私は何度もドキッとしたのだった。
「〇〇は嫌だって言ってるけど、本当は興味あるんだろうね。」
「もちゃちゃんのこと、ズボラって一番思ってるのはもちゃちゃんだわ。」
(初対面なのに、なんで分かるんだろう?)
心地よさの波長といい、会話のリズムといい、妙に合う感覚があったので、
「またお話したいです!」と伝え、後日改めてお話する機会をいただいた。
Nさんにはスラスラと自分の想いを話すことができた。
発言の遠慮、言葉の配慮等、私は人と話す時に気になるところが多い方だと思う。
ただ、Nさんに対しては淀みや滞りなく、安心して話せたのだ。
始めはパートナーの話をしていたはずだけれど、気付いたら私は母親に対する懺悔を口にしていた。
「あの時、〇〇してしまったから」
「私は本当にびっくりさせることばかりしていた」
「もっと△△な娘だったら良かったんだろうけど」
無意識に口にしていた言葉から、Nさんは汲み取ってくれた。
「もちゃちゃんさ、おかあさんに対して、"してしまった"、"悲しませた"、"傷つけてしまった"と思ってるよね。それね、ダメじゃないよ。悪いことじゃない。間違ってない。」
その言葉を聞いた瞬間、ぶわっと涙が溢れて止まらなくなっていた。
私は、大学3年生の秋に結婚を決めた。
周囲の同級生が就職活動をしている中、私自身もエントリーシートを書いたり説明会に足を運ぶ中での妊娠の発覚だった。
戸惑いはあったけれど、覚悟が決まるのは早かった。
「私は結婚し、母になります。そして幸せな家庭を築きます。」
私が両親に説明した時、母は驚きながらも責めなかった。
その後も、嫌味を言うこともなく、応援してくれた。
孫のことも、私のことも、深く愛してくれていた。
母はとっくに許してくれていたんだ。
「申し訳なく思ってた」ということを直接母に伝えたこともあった。
その時も、「3人とも本当に良い子に育ってると思う。それはあなたが頑張ってきたからだよ。」と言ってくれていた。
それなのに、私の中ではずっと「あの時に妊娠してしまってごめんなさい」という意識があったのだ。
その罪悪感を、結婚して13年経っても実はずっと背負っていたらしい。
溢れる涙をぬぐいながら、自分の人生を否定することをやめようと思えた。
「あの時に、私のところに来てくれてありがとう。」
長女に対しての言葉を口に出して言えた時、心の傷が少し癒えたような気がした。
そして、長女に対する感謝も深まっていた。
同時に、父親である夫に対しても、「一緒に家庭を築いてくれてありがとう。」と思えたのだ。
もちろん、母に対しても、「応援してくれてありがとう」と。
その後もNさんの言葉で気付けたことがいくつもあった。
たった90分の間で、私の中で無意識に抱えていた罪悪感や苦しみがこんなにも表に出てくるとは思わなかった。
自分の中で実は握りしめているもの、気にしていること、負い目を感じていることがあるんだなぁと体感できる時間となった。
相手の言葉を反復するだけでも、心の琴線に触れるような瞬間はあるのだ。
素敵な体感をさせてくれたNさんに感謝だなぁ。
自分の中で課題となっていることも浮き彫りになってきた。
ここについてはまた書こうと思う。
最後まで読んでくれたあなたにも、ありがとうです★
ではでは、また明日!!
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