見出し画像

障害者の未来に寄り添う?自立やスキルアップを応援! UNROOF JAPAN①~会社紹介編~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
今回は、障害者雇用に力を入れていて、障害を持っている人の自立やスキルアップを応援している「UNROOF JAPAN(アンルーフジャパン)」さまに伺いました!
その様子を全4回のシリーズで毎週お伝えします!

今回は会社紹介編
実はボーダレスジャパンの事業の1つ、障害者雇用を積極的に取り入れています✨

【 UNROOF JAPAN 
HP:https://unroof.jp/
note:https://note.com/unroof_japan
インスタ: https://www.instagram.com/unroof__official/

※障害(者)の文字について
障害(者)の表記が「障がい(者)」「障害(者)」とありますが、私は障害の概念自体が社会モデルによると考えています。
障害の社会モデルを簡単にいうと、「障害」というもの自体が社会のシステムや環境にあるというもので、人にあるものではないというものです。
こちらのnoteでも書いてます。
害を人ではなく、社会に向けているため、
また、音声読み上げソフト等での読み上げの際、「さわりがいしゃ」と読み上げられる場合もあるということもあり、「障害」と表記しています。
UNROOFさんのHPから引用している「障がい」という文言とごちゃまぜになっていることや、不快になる方がいらっしゃったら、ごめんなさい。

会社紹介

【UNROOF JAPANについて】

UNROOF JAPANは、2017年3月、東京・久米川に革工場を設立しました。
障害のある方が革職人として働いている革ブランドです。
オリジナル商品やOEMとして他の会社さんとコラボして作っているものもあり、受注生産しています!

設立当初から、精神・発達障害の方のチャレンジとして、職人へのキャリアを応援しています。

【ボーダレス・ジャパン】

UNROOF JAPANはボーダレス・ジャパンの事業の1つです。

ボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決する、「ソーシャルビジネス」をしている会社です。

国内・海外や、分野を問わず、30以上のソーシャルビジネスを展開しています。
教育・子育てや、農業、サステナブルな服や就職支援、メンタルヘルス、海外拠点での活動など、この他にも沢山の社会課題と向き合っている会社です。

その中の「障がい者の活躍」という課題と向き合っているのが、UNROOF JAPANになります。

【誰もが活躍できる社会を目指して】

誰もが活躍できる、多様性を認め合える社会を皆さんと一緒につくっていきたい。
障害者の仕事の選択肢が制限される社会を変えたい、という想いからUNROOFは始まったそうです。

「その人の特性がマイナスにならない、むしろ強みになる仕事や職場があれば、障がいの有無なんて関係ない。」

障がいの有無にかかわらず、誰もが活躍できる、多様性の実現ができる社会を皆さんと一緒につくっていきたい。
それが私たちの想いです。

UNROOF JAPANさまHPより引用

むしろ強みになっているという部分について、お話もお聞きしたので、そのあたりはまたお伝えしていきますね!

こんなラッピングも

【一緒に作る理想の職場づくり】

UNROOF JAPANでは、下記の3つを大事にしているようです。

①経済的自立ができること
 一般就労との格差をなくし最初の基本給から最低限の生活が出来る
 保証をしているそうです。

②仕事面や経済面でのスキルアップが可能
 単純作業ではなく、職人としてのスキルや能力が身につくと、
 次のステージへのチャレンジや昇給が出来る環境を作っています。

③合理的配慮された環境
 過剰に配慮するのではなく、個人に適した必要な配慮のある環境を
 考えています。

チャレンジすることを応援していて、その環境を作っていることが素晴らしいですし、ついつい、過剰に配慮していることってあるかもな・・と考えさせられました!

1人がすべての工程を担っている

UNROOFさんの働き方の特徴的なところですが、工場といってもライン作業ではなく、1人がすべてを担っているということ。
そして、製品を作るプロフェッショナルとして妥協なく細部にまでこだわり仕事をしている人ばかりのようです。

製品ごとに作る工程が違うので、少しずつステップアップして、出来ることを増やしているそうですよ。

プロの革職人から技術指導を受けながら着実にスキルを身につけられることも安心できるポイントです。

スキルアップや職人さんたちのお話はまたお伝えしますね!

■いろんな製品つくってます

【商品いろいろ、アクセサリーも!】

お財布をメインに、名刺入れブックカバーしおりなど革製品が主ですが、製作時にでる廃材を使って製作された商品も多数販売していました。

【カラフルなもの】

トップの画像の背景の名刺入れもそうですし、革って渋い色合いのものが多いイメージでしたが、とてもカラフルなものがたくさんでした。
色んな色の組み合わせを楽しむことが出来るのは嬉しいですね。

【理念に共感した企業さんとのコラボ商品も】

企業さんコラボ商品

障害の有無にかかわらず、個々の可能性やチャンスをつかめる職場環境を目指している会社さんや、
取り組みや、職人さんたちの物づくりの姿勢に共感した企業さんとのコラボ商品もあります!

【お店について】

OPEN:月曜日/木曜日 10:00-17:00
住所 :久米川工場東京都東村山市栄町3-3-2ナズ久米川レックス1F

■最後に

最後までありがとうございます!

サイボウズでも「自立」というキーワードが使われることが多いのです。
多様性の時代だからこそ、100人100通りの個性を受け入れるためには、1人1人が自立をしていないといけないという考え方があります。
UNROOFさんの、経済的な自立やスキルアップ、個人にあわせた配慮など、どれも「自立」に結びついているなと感じました。

次回は、職場見学とインタビュー前編になります!
特性があるからできることなどを書いてます。
また見てくれると嬉しいです。