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【子どもが遊び育つには?⑥】社会課題として中間支援として取り組んでいるTOKYO PLAY~つながりをふやして~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

中間支援という立場で、様々な居場所の形を地域と一緒につくっている、TOKYO PLAYさん。

前回は、変化してきた遊びと私たちにでいることをお伝えしました。
今回は最終回、つながりをふやしつづけているお話です!

▼以前の記事
中間支援としての活動
活動が出来るまで
③そもそも子どもって
④遊びって環境問題?
変化と私たちにできること

TOKYO PLAY
Webサイト:https://tokyoplay.jp/
fecebook:https://www.facebook.com/TOKYOPLAY




■つながりをふやして


・TOKYO PLAY関わる人を増やしたい


TOKYO PLAYさんと私は、おでかけTOKYO PLAYで出会いました。

TOKYO PLAYに関わる人を増やしたい
そんな思いから、色んな人に活動のお話をしたり、集まった人たちと一緒に対話するような場です。


プレイヤーがあまりにもいないので・・・。

そう嶋村さんはいうのですが、おでかけTOKYO PLAYでも、とうきょうプレイデーでもいろんな方が関わっていると感じました。


関わっている人はいるけれど、がっつりプロジェクトに関わってくれている人もいれば、子育て中の人も多い。

今やっている、インクルーシブについてのことだったり、
プレーパークのことだったり、みちあそびのことだったり、
それに加えて、体系的に学んで実践ができる研修とか、
学習会の枠組みを作りたいとか、東京みんなに届くような何かをしたい
よね。とか、
これからもやりたいことはたくさんあるといいます。

それぞれのプロジェクトでやっていて、プロジェクトごとで、
その関係者としかつながってないよね。
インクルーシブルで関わりがある人と、みちあそびで関わりがある人、
相互には全くつながってなくて、それじゃ誰がやるのって今の体制じゃ無理だろうって感じています。


・子どものためだけではなく


ロンドンで言われことがあるそうです。
これからの時代、子どものためだけのことをやっていても ダメだよね。
ということ。

子どものためだけをやっていると、他人事になっちゃう人が多い。
いてもいいし、いなくてもいいし、だけどなんか立ち止まっちゃう。
そして、つながれちゃうっていうのが良いと思う。

自転車でちょっと止まって、帰っていくみたいなの。

実際にあったお話もしてくれました。

最近、学校来れていないっていう子が、学校じゃない場所だから、
すごく楽しそうに遊んで帰るっていうのを見て、
その時に一緒にいたお母さんともちょっと話ができたりとか。

それを見た、青少年委員の方とかが、
ああ、あの子ここには来れているんだ、よかった。
みたいなことを言ってたりとか。


例えば、自分で作る、手作りのおもちゃを、妻には反対されたんだけど、
と言って、持ってきて、めちゃめちゃ楽しんでいて面白いんだけど、
そしたらね、この前、初めて奥さんを連れてきたり。
別のおじいちゃんが通りかかった時に、そこでお喋りが始まったりとか。

つながりが作れる場になっていることを感じるエピソードでした。


・お母さんお父さんとのつながり


お母さんお父さんたちと、どのくらいつながれるかということが、
最重要テーマの1つ。

地域でやっている遊び場をするには、
新しい仲間がどんどん増えないといけないよね。

出来上がっているところの「お客様」として来る人だけしか増えないと、
結局、ありがとうございましたで、終わっていっちゃう。

その人たちに仲間になってもらって、
その人たちも一緒に運営できるようになったり。

やっぱり、その人たちと仲良しになるってところが、
好きなところかなと思っています。

来ている大人には、最低でも一日一回は話すというつもりで動いています。


・活動の裏目的


インクルーシブな社会って、難しいですよね。
と、お話していて、
「カオスを楽しむ」ってことなのかなと思っているのですけど。。
とお伝えすると。


そういう意味ではプレーパークの裏目的って、
きっとそこにあるなっていうふうに思う。
と嶋村さん。

みちあそびでも、できればそうしたいのだけど、
あるいは今やっていることの裏目的をそこに設定するみたいな。
だからこそ、「サービスの場所にしない」っていうのはあります。


どっちもできるんだよね。
プレーパークって名前だけで、超サービスの場所にだってできるし、
みんなの広場的な場所だって、いくらでもサービスの場所にできる。

サービスという方向にすることもできるし、
地域に開けた場所にもなるし、
お互いが顔みしりになるそういう場にしていくこともできる。


ああ大丈夫なんだ、この人とはって思える、
そういう人間関係を増やす場にもなる。


だから、見学会とかなんかはある意味あれも、
カオスを楽しむっていうことを実感するイベントだと思っていて。

雨どいを使ってボールを転がすような場所も作ったりするんだけど、
雨どいが倒れるじゃない、それって専門職じゃないと直せないのかっていうと、そんなことない。

目の前であなたが直すだけでいいし、別の子が倒したとしても、
「大丈夫。これ直るよ」って言って、自分の子じゃない子に関わる経験がそういうところでできる。

今まで知らなかった人との接点になっていく。

例えば、身体の障碍があったり、知的に難しそうっていう子に、
じゃぁ、一緒に転がしてみよう。
って、する人はするし、

こうすれば一緒に楽しめるよねって。
そういう関わりがインクルーシブにつながっているよね。
と、教えてくださいました。

代表の嶋村さん


■最後に


最後までありがとうございました!

中間支援ってどんなお話がきけるのかな?と思ってドキドキしていたのですが、
他の居場所や遊び場の方と同様に、現場で活動をずっとしてきた方ならではのお話をきかせていただきました。
TOKYO PLAYさんとは、今後も一緒に何かやっていきたいなと考えているので、告知できるようになったらまたお伝えしますね。

また見てもらえると嬉しいです😊

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