見出し画像

【子どもが遊び育つには?①】社会課題として取り組んでいるTOKYO PLAY~中間支援としての活動について~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

今回から、インクルーシブな居場所(サードプレイス)の新しいシリーズです。

中間支援という立場で、様々な居場所の形を地域と一緒につくっている、TOKYO PLAYさんです。

中間支援ってどんなことをしているの?TOKYO PLAYはどんなことをしていきたいの?
そんなお話しを聞いてきました。

TOKYO PLAY
Webサイト:https://tokyoplay.jp/
fecebook:https://www.facebook.com/TOKYOPLAY




■活動について


・中間支援って?


地域づくりなどの活動に取り組む担い手が必要とする情報の提供や、
アドバイス、専門家や事業者等のマッチング、
コーディネート等を行う、伴走型で支援を行っています。


・TOKYO PLAY

TOKYO PLAYのビジョンは

Play Friendly Tokyo
〜子どもの遊びにやさしい東京を〜

子どもは、本能として自ら遊び育つ力を持っています

子どもは、遊ぶことを通して、自ら主体的に身体を動かし、
様々な心の動きを経験し、人間関係のレパートリーを増やし、
健やかに育っていくことができます。

みなさんのまちが「子どもの遊びにやさしいまち」となるよう一緒に考え、つながり、情報を共有し、実際に行動を起こすためのきっかけをつくっていきます。


・遊ぶをつくる

遊び場・遊ぶ空間・遊ぶ環境をつくる、つくる人を支える

「すべての子どもが豊かに遊べる東京」につながる、遊びの環境づくり、
空間づくりに取り組んでいます。

公共空間の活用や、自治体施策としての遊びへの取り組みについても、
ご相談ください。


こんなプロジェクトがありますよ!!

とうきょうご近所みちあそびプロジェクト(2016〜)

誰もが通る身近な「みち」
(道路、緑道、参道、商店街などの人の行き交うみち)で、
大人も子どもも誰もが一緒に楽しめる「あそび」を通して、
地域に住んでいる人がつながる場をつくる「ご近所みちあそび」。

祖師谷みちあそびに参加したレポートはこちら


渋谷どこでも運動場プロジェクト(渋谷区スポーツ振興課 2018〜)

渋谷どこでも運動場プロジェクトは、くらしに身近な道路や緑道、
公園など、人が行き交う場所を使って、スポーツや遊びを通して体を動かしながら、地域に住んでいる人同士がつながることのできる機会づくりに取り組む個人・団体を応援する事業です。


・遊ぶを学ぶ


学習会、研修、シンポジウムなど学ぶ機会の提供・講師派遣

「なぜ、子どもが遊ぶことが大切なの?」
「大人の関わり方はどうしたらいいの?」 …
そんな疑問に応えられるよう、様々な学びの機会を企画しています。
講師派遣、研修・アドバイザーの委託などお気軽にご相談ください。

活動の一部を紹介

港区プレーパーク人材育成支援事業(港区まちづくり課 2013〜)

港区まちづくり課まちづくり係の委託を受け、
NPO法人みなと外遊びの会が実施するプレーパークで人材育成支援を行っています。


「Community Build Playground」アドバイザー(香港 2014〜)

香港の遊び環境づくりに取り組むNPO団体Playrightによるプロジェクト「Community Build Playground」の公式アドバイザーとして、香港での実践指導や日本での視察の受け入れを行っています。


・遊ぶでつながる


つながるためのキャンペーンを開催する
国内外の団体と、ネットワークをつくる

「すべての子どもが豊かに遊べる東京」実現のためには、
あらゆる人と一緒にこの課題について考えていく必要があります。
また、実際の活動でも、様々な団体とつながり、プロジェクトを進めています。

↓ 活動の一部を紹介 ↓

とうきょうプレイデー(2013〜)

10月1日「都民の日」を「とうきょうプレイデー」に!
プレイデーの前後をプレイデーウィークと位置付け、
遊ぶことの大切さを感じ、考えるキャンペーンです。

今年は10周年ということもあり、
今までの歴史を振り返る看板を立てかけたり、私もいってきましたよ!


・遊ぶを伝える


冊子・書籍などの資料、活動についての投稿、「遊び」にまつわる情報公開

冊子・書籍の作成、学会誌への原稿執筆、メディアの取材を受けるなど、「子どもにとっての遊びの重要性と大人の役割」「遊びにまつわる活動の先行事例」などを様々な形で発信しています。

『インクルーシブって、なぁに?』
『〜バスカーズ・ガイド〜 プレイワーク きほんの「き」』
『遊べるまちをつくろう!イギリス・スタディツアー報告書』
などの本を翻訳し、販売や調査研究の資料をダウンロードもできます

販売サイトはこちら:https://tokyoplay.thebase.in/
「みんなのひろばに行ってみよう」ダウンロードはこちら

インクルーシブって、なぁに?の紹介も書きました!
前編はこちら
後編はこちら

代表の嶋村さん


・遊びのマニュフェスト作成


TOKYO PLAYでは、
子どもが遊ぶ環境 を社会としてよりよくしていくためのメニュー集として、マニフェストを作成しました。

マニフェストには、遊ぶことの価値や遊び不足に よる影響、
現状の課題などを確認できるようにし、
それぞれの具体的なメニューには国内外の先進事例なども含めました

TOKYO PLAYは、
「子どもが豊かに遊べるまちは、子どもが豊かに育つまち」
「子どもが豊か に育つまちは、大人にとっても暮らしやすいまち」
と考えています。

ぜひ、このマニフェストに書かれた内容を多くの議員の方々、自治体の方々に取り上げていただき、みなさんのまちが「子どもの遊びにやさしいまち」となるよう、その実現に役立てていただければと思います。

ダウンロードはこちら

↓下記のような内容が書かれています↓

日本の子どもは幸せか 〜データでみる日本の子どもの現状〜
Data1 子どもの幸福度
Date2 不登校・自殺 
Date3 暴力行為
Date4  いじめ   
Date5 子どもの精神疾患
Date6  学校での骨折は30年前の1.5倍
Date7  増加する子どもの視力低下
Data8 進む少子化
遊びの総合的な計画の策定
Plan1 子どもを取り巻く遊び環境の実態調査
Plan2 遊ぶことの大切さの普及啓発
Plan3 子どもの主体的な育ちに向けた遊び環境の充実
Plan4 子どもの遊びに関わる職務の専門性と社会的地位の確保
Plan5 子どもの社会参画の推進
Plan6 自治体内に遊びに関する担当部署・専門員を配置



■最後に


最後までありがとうございました!

中間支援って、講演会やコンサルのようなイメージが強かったのですが、
ビジョンとして、「子どもの本能として自ら遊び育つ力」を大切に考え、
社会を変えていこうとされているのがよくわかりました。

次回は代表の嶋村さんがどんなことをしてきて、どんな想いをもって
TOKYO PLAYを立ち上げたのかをお伝えします。

また見てもらえると嬉しいです😊

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?