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地域の人とのつながりを大事に!みんなの居場所「りんごっこハウス」さま③~さまざまな立場から…たくさんのお話編~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

前回、みんなの居場所りんごっこハウスさま代表の邦永さんのお話をご紹介しました!
今回はたくさんの関わる方たちのお話をまとめました。
本当に多くの方とつながっていることを感じます

①取り組み紹介&子ども食堂体験編
②代表の邦永さんインタビュー編

■色んな方のお話

【プレパークを一緒に作った松下さん】

松下さんがワークショップに参加したのは、新聞で天野さんの記事を読んで、話をきいてみたいと思ったからでした。
(「羽根木プレーパーク」の初代プレーリーダーである天野秀昭さん)

多彩な人が多く参加していたワークショップに参加し、
気持ちがあれば出来ると感じ、プレーパークを作ろうという気持ちになっていったといいます。

出来るかもって思った大きなところとしては、田頭さんなど、先輩がいたことも大きく、
先輩たちの助けやアドバイスもあるので、やっていけると感じたそうです。

講座に参加して、背中を押される感じがあり、支えてくれる安心感があった。とおっしゃってました。

【ボランティアの方たち】

駄菓子屋さんや子ども食堂の時に手伝っている方や、できるときにできることを手伝っている方がいます。

沢山の人が入れ替わり参加しているのが印象的でした。

元々キャンプが好きで、野外活動に関わりをもったり、調理が得意で、得意を活かして子ども食堂の準備をしたりしています。

調理師をずっとやっていた方は、リタイアして長くて、最後の方はデイケアで調理師をしていました。
ボランティアのきっかけは、もともとデイケアもボランティアから始まり、職員になった経験がありました。
ボランティアだと、時間が短くても出来ることが良かったそうです。

自分も何か、力になれるところで貢献出来ていると感じることが出来ること。

ボランティアの方の居場所でもあるのだなと感じました。

【ワークショップの仕掛け人 田頭さん】

邦永さんが参加した、ワークショップの企画をした田頭(たがしら)さんにも話しを聞きました。
今はカフェ焼きりんごの店長もしています🍎
プレーパークを常設化するために、市議会議員になった経験のある行動力がすごい方!

【ワークショップの企画】
小金井市独自の仕組みで、公民館講座の企画運営の委員会があり、その実行委員として自分のやりたい講座を企画したそうです。

10回の講座をやる中で、親も変わるが、子どもも変わるという経験をした。

3回目くらいまでは泣いていた子が、4回目から他の人とコミュニケーション取ったり、公民館ごっこをしたり、子どもの変化も経験して、子どものための場といういみでも、保育付き講座の良さを知りました。

【一歩踏み出す自分になる】
田頭さんの考えたワークショップのコンセプトは、当事者をつくるというものでした。
まさに「一歩踏み出す」なのかなと思います。

ただ、一歩踏み出すにも勇気がとても必要で、どうしたらいいのかわからない状態だと踏み出せないことも多いので、バックアップは充実していました。

公民館講座から生まれたグループは公民館が応援してくれるというもので、実際、邦永さんたちが受けたワークショップですが、プレーパークを作りたいとなったので、プレーパークを作るためのワークショップを次の期に開催したことで、安心して作れたと言ってました。

【キーワードは・・】
田頭さんのキーワードは「秘密基地」
子どもたちが秘密基地を作らないまま大人になっちゃうのはまずい!
と考えたことが大きくありました。

どんどん遊び場がなくなり、成長段階でも遊ぶことが変わってくる中で、遊びの場を奪っているのは大人だという意識がありました。


子どもは自分で見てやりたいと思ってやると、失敗しても大けがはしない。でも大人に言われて怖いのにやらされていると、木から落ちて骨折するなど大けがになることも多い。


親が余計な口出しをしてしまうが、子どもは考えて行動する能力を持っている
親も気づいたその時から変われるとお話くださいました。

【大事なこと】
まず大人が幸せでいてください。とあたたかなお言葉が・・・

子どもから教わることが本当に多いですよね。
チャレンジできる場が減っていると感じていて、失敗させないことが大事になっているが、失敗から学ぶことの方が多いので、失敗してもOKな自分と思えることが大事です。

失敗しても大丈夫と感じる事で、子どもが難しいことにもチャレンジできるといいます。

【利用されている地域の方】

子ども食堂を利用している方ともお話しました。
普段はお子さんが、幼稚園に通っていて、金曜日にプレーパークも利用しているということで、保育園のおこさんたちとお子さんが仲良く遊んでいました。

同じ幼稚園のメンバーもプレーパークを利用している人は多く、約束しやすいことがとても良いと教えてくれました。
安定して毎週やっているので、幼稚園の人とふわっと約束できる。ヤッパリ来れないとなっても、大丈夫ですし、帰りたくなったら帰る事も、時間を決めて会うよりも心理的に安心感があるそうです。

幼稚園以外の人とのつながりが出来る場です。と教えてくれました!

小金井では他にも子どものための居場所があって、幼稚園ではそういった話題が口コミで広がっているそうです。

■これからやりたいこと

これからさらにやりたいことってありますか?と聞いたら
中高生が集える居場所が作りたいといいます。

今の中高生はとっても忙しいですよね。
その忙しい中高生が、集めれる仕組みが作りたいと、今やっているのが、中高生の子ども食堂です。

中高生の子ども食堂
基本第四火曜日:17:00~20:00

たんけんマップ

■小金井市の活動

公民館の講座も充実していたり、市民の学びたいことを集めたりとても、市民参加型の市なのだと感じた、小金井市です。

邦永さんがこんなのあるよ!と小金井、子どものあそびばたんけんマップというものをくれました。
見てみると、数多くの居場所が見つかりました。

その他、えにえに という居場所情報サイトがあったり、のびのーび という子育て、子育ち情報サイトがあったり、小金井市は市民活動が充実していました。

■最後に

最後までありがとうございます!

ワークショップを受講して「私がやった方が早い」と思った邦永さんや、一緒に作った松下さん。
市民活動を応援したい、楽しいと感じて、市議会議員になった田頭さん、みなさんとても行動力がありますね。
「できる」
「まず行動」
「やってみよう」

という言葉を色んな人の口から出てきたのが印象的でした!

やってみようとなるのには、先輩の助けやノウハウがあり、できると思えることが大事なんだなーとお話を聴いていてとても感じました。

サイボウズでは、情報はインサイダーにかかわることや、本当に一部の非公開情報を除き、ほとんどの情報を全社員が見えるようになっています。

自社製品を全社員が利用しているので、困った時につぶやくと、違う部署の人が教えてくれたり、各部署やプロジェクトでやっていることや文字でのやりとりも見えてているので、ノウハウを自分で探しにいくこともできます!

いざとなったら助けてくれる人がいることや、知りたい情報を探せること、探せば同じ情報が見れるという、情報格差が生まれないことで、安心して働けているのかなと考えたりました。

りんごっこハウスさんのシリーズ最終回になりました🍎
次のインクルーシブな居場所は超大作になる予感です・・
またよろしくお願いします。

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