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役員の本当の仕事

女性役員のご経験があるお二人のお話を聞くセミナーに参加しました。

とても印象に残ったのは、求められる役割として「経営者が経営を執行しているか、監視する役割」「事業に関わるアドバイスを行う役割」があるということです。

前者はかなり緊張する役割だけれど、社会のために、企業の事業継続のために使命感を持って臨んでいらっしゃるのです。

外部人材だからこそ、冷静で客観的な態度で臨み、役割を果たすことが求められるのでしょう。

一方、アドバイスを行う業務では、現場見学や多方面の方々からのヒアリングを通して状況を判断し、アドバイスを実施しているとのこと。こちらは、現場との活発なやりとりが想像できるものでした。

参加者からは「どのようなスキルが求められるのか」という質問がありましたが、強みを活かしつつ、不足する知見はその場で収集しながら業務に臨む姿がわかりました。

どのような役割も、自分の強みを活かしつつ、不足するスキルや情報は拡充しながら行う。その繰り返しで、強みが増えていくのですね。

必要なスキルには、社会貢献意欲や貪欲に吸収する力も含まれているように感じました。

貴重なお話をありがとうございました。

経験者が語る「女性が役員として働くこと」のリアル ~やりがいは?きっかけは?「壁」をどう乗り越えた?~株式会社Warisのイベントより


私自身も、職場改善業務や、従業員向けのキャリアコンサルティング等では、外部人材としての視点を大切に、企業の事業継続に貢献しています。いつかは卒業する外部人材だからこそできることに注力するのだと、改めて意識を明確にできました。