成長のための自己承認、ミドルシニアの場合
忙しい日々の中で、自身の実績や想いを確認する時間を持たないと、成長の実感を持ちにくいものです。定期的に職務経歴書をアップデートしたり、キャリア戦略を見直すことも効果的ですね。
実際に企業内キャリアコンサルティングを担当する際は、ご相談者のキャリアプランシートの内容を一緒に振り替えることもあります。
今回は、私自身の2023年の振り返りをご紹介します。
ミドル、ミドルシニア向けキャリア自律研修
多様な業界の企業において、40代や50代の方向けのキャリア自律研修を担当させていただきました。「ライフも含めてキャリアを考える」ことで視野が広がる楽しさがもあり、「定年後まで含めてキャリアを考える」ことの不安や戸惑いもある世代。様々な実績や苦労を経験したベテラン世代だからこそのパワーも発揮され、大きなエネルギーに満ちな時間だったと思います。
リスキリング後のキャリアデザイン研修
5年前から、ITスキルやバックオフィススキルを習得後に、新たなステージに進む方向けにキャリアデザイン研修を実施しています。毎年、内容をブラッシュアップし、「未経験からの挑戦」「異職種への挑戦」をチームでバックアップしました。
キャリア支援者のための研修
リスキリング後に未経験の業種や職種に就く方が増えています。キャリア支援の現場でも、提案力や問題解決力がさらに求められる時代。社会的意義が高い役割を担うキャリア支援者の皆様のために、研修実施を継続しました。
他の場面でもキャリア支援者の育成に従事させていただきました。
管理職向け研修
昨年関りが多かった管理職向け研修。最近は、「年上部下のマネジメント」「多様なメンバーが個人の力を発揮して相乗効果を出すための場づくり」がメインテーマです。50代以上がボリュームゾーンとなった現代において、どのようにして組織力を上げていくか、講師仲間と尽力しています。
D&I推進支援
企業やコミュニティにおいて、知と知の掛け合わせによる組織の価値創造のための仕組み作り、人材育成を担当。「マジョリティが持つ特権」「個人モデルから社会モデルへ」と大きな転換期を迎えています。つまり、「マイノリティを受け入れましょう」という考え方から、「多様な人を受け入れにくい環境を改善しましょう」という考え方にシフトしているのです。
D&I領域において、今後も新たな仕掛けと実践を続けていきます。
書き出すと、多様な経験をさせていただいていますね。承認、内省、行動のサイクルは大切です。
これまでのご縁に感謝して、2024年も尽力してまいります!