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SDGsとの付き合い方、社会貢献編

SDGs(持続可能な開発目標)の項目の中で、貧困や、教育や職場での平等、健康的な生活など、広い視野で考えると気になる出来事は多々あるが、「大きな枠組みすぎて」何から始めてよいのかわからなくなり、何もしないまま、ということもあるのではないでしょうか。

それでも、気になっているということは、何かしらの役に立ちたいという思いがあるということ。その思いの背景を紐解くと、何から始めてよいのかのヒントがあるかもしれません。


例えば、地方の保守的な環境で過ごし、希望する学校への進学が難しかったから「教育環境」への関心が高い。病気の家族や友人がいたため「健康」への関心が高い。自然災害を経験し、「街づくり」への関心がある。発展途上国を訪れた際に、衛生面の課題に直面したため「水と衛生」への関心が高い。…気になる項目には、つながる体験や想いや考え方などがあるものですね。


具体的な行動を行う余裕がない時は、既に行動を起こしている団体へ寄付やボランティアで関わるという方法もあります。私自身も、実際にお会いした方の活動を観察した上で、いくつかの活動をサポートしています。


キープ・ママ・スマイリー 『病気の子どもや発達がゆっくりな子どもを育てるお母さんが笑顔で子どもと向き合えるために。』→ひとり親の就労支援を通して、個別事情を抱えるお子さんと向き合うときに親自身が余裕がなくなったり、当事者以外の兄弟が抱えるジレンマと直面したことがきっかけ。

TOFA 『教育や雇用のチャンスを高め、自然保護や国際交流をすすめ、アフリカと日本、そして 世界の人々とのネットワークで社会に貢献』→以前はアジアを旅する中で、直接現地の方と触れ合い、アクションを起こす機会があったが、現在はできておらず罪悪感があったことがきっかけ。

NPO法人GEWEL 『多様な個性をもつ一人ひとりが、自分らしさを発揮し、違いを活かして成長しあえる社会を 目指します』→数年前、“ダイバーシティ=女性支援”と、捉えられることに違和感を感じていた際に、性別や住む場所、働き方等の違いがある人達が集まる団体であったため興味を持ったことがきっかけ。2019年~2020年は理事として活動。