ミッドナイト・ランブル・ショー

神保町のイベントスペース"試聴室"で毎月開催されているレコード&ト…

ミッドナイト・ランブル・ショー

神保町のイベントスペース"試聴室"で毎月開催されているレコード&トークイベント「ミッドナイト・ランブル・ショー」。MCを務める谷口と吉村の2人が、愛する音楽について自由に書き連ねるnoteです。お問い合わせ、ご連絡は midnightrambleshow@gmail.com へ。

記事一覧

4/24のランブルは「安レコ向上委員会」

春一番!98回目のミッドナイト・ランブル・ショーは、「安レコ向上委員会」! 原材料費の高騰に伴う新譜価格の上昇、そして中古レコードも値上げの一途を辿る今日このごろ…

3/28のランブルは「リズム&ブリテンvol.2」

大盛りあがりのうちに終了した前回のリズム&ブリテン。アレクシス・コナーやグレアム・ボンド、アニマルズなど、普段登場しない渋いUKブルース・ロックの素晴らしさに打ち…

2/21のランブルは「リズム&ブリテン」

祝!ロッド・スチュワート来日!昨年末のTOKYO FM【THE TRAD】でランブルMC谷口がロッド・スチュワートについて僭越ながら解説させていただいたことをキッカケに、ランブル…

1/16のランブルは「ランブルベストヒット歌謡祭2023」

ミッドナイト・ランブル・ショーの人気企画が2年ぶりにカムバック!ランブルの2人が選ぶ、2023年リリースのナイスな新譜を紹介するベストヒット歌謡祭! まさかのストー…

12/12のランブルは「ランブル・クリスマス・ワンダーランド」

ミッドナイト・ランブル・ショーが始まって8度目の冬…いつかやろう、いつかやろうと思っていたクリスマス・アルバム特集がようやく実現!この8年間に買いためたクリスマ…

11/21のランブルは「ランブル・ソウル・サミット」

11月のランブルは、久しぶりのソウル特集! 秋だ!ソウルだ!ランブルだ!11月は「ランブル・ソウル・サミット」と題し、久しぶりのソウル特集!ニューソウル特集での軽妙…

10/23のランブルは「じゃない方ロック」

これまで「ランブル処世術」「副業ロック」「ランブルはじめて物語」「ランブル再生工場」と続き、各方面で物議を醸してきたランブルキャリアアップセミナー、最新作は「じ…

9/21のランブルは「グッバイ、ストーリーテラー〜追悼ロビー・ロバートソン 」

寂しい、寂しすぎる。こんな日が来るとは思ってませんでした。今月のランブルは、ロビー追悼です。 今年8月6日にこの世を去ったザ・バンドのロビー・ロバートソン。ランブ…

8/23のランブルは「夏だ!レジャーだ!ランブル動物園」

暑い暑い暑い夏が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?ミッドナイト・ランブル・ショーです。せっかくの夏休みにお出かけしたいけど、行き先に迷ってる…そんなお…

7/25のランブルは「マン&ワイル歌謡祭」

米国を代表するソングライター・コンビであり、62年連れ添ったおしどり夫婦でもあるバリー・マン&シンシア・ワイル。作詞を担当していたシンシア・ワイルが6月、82年…

6/28のランブルは「ジェネリック・ロック」

長引く不況、燃料費の高騰、混迷を極める世界情勢…物価の上昇は我々レコード・コレクターの財布をも直撃しています。加えて、昨今のアナログレコードの値上げ、中古市場の…

5/31のランブルは「ランブル再生工場」

4月の「ランブルはじめて物語」、ご覧いただけましたでしょうか?新入社員向けセミナーと嘯いて始めた企画ですが、まさかのホンモノのフレッシャーズにもご来場いただき、…

4/18のランブルは「ランブルはじめて物語」

4月ですね!新しい職場や学校、異動に伴う人間関係の変化など、新環境への適応力が求められる季節です。 そこで今回のランブルでは「ランブルはじめて物語」と題し、アル…

3/30のランブルは「世界はバカラックを求めている」

いやー切ない。バート・バカラック、94歳の大往生…正直なところ、永遠に生きるような気がしておりました。2020年のダニエル・タシアンとの最新作も最高でしたし、新録の噂…

2/27のランブルは「デヴィッド・クロスビー -Long Time Gone-」

今回のランブルは、1月に亡くなったデヴィッド・クロスビーを追悼する2時間。いやー、寂しい。ランブルでも何度も登場してますし、Twitterでは死ぬまで悪態をついていて…

1/27のランブルは「ランブル厄除大師」

2023年のミッドナイト・ランブル・ショーもよろしくお願いいたします。パンデミックにも負けずに毎月続けてきたこのイベントも、今年が終わる頃には94回を迎える予定…通算…

4/24のランブルは「安レコ向上委員会」

4/24のランブルは「安レコ向上委員会」

春一番!98回目のミッドナイト・ランブル・ショーは、「安レコ向上委員会」!

原材料費の高騰に伴う新譜価格の上昇、そして中古レコードも値上げの一途を辿る今日このごろ…レコード屋の片隅には、いつまでもあなたを待っている安レコがいます。もちろん、3桁の値段には色々な理由がありますが、内容の割に評価の低い盤があるのも事実…こんなに良いのに、どうしてこんなに安いんだ!と思うこともしばしば。

マイケル・フ

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3/28のランブルは「リズム&ブリテンvol.2」

3/28のランブルは「リズム&ブリテンvol.2」

大盛りあがりのうちに終了した前回のリズム&ブリテン。アレクシス・コナーやグレアム・ボンド、アニマルズなど、普段登場しない渋いUKブルース・ロックの素晴らしさに打ち震えた夜でしたが、大方の予想通り、60年の歴史を一度でたどるのは全くもって無理でした!というわけで次回のランブルは、70年代中盤以降のイギリスのリズム&ブルース・シンガーの系譜をたどります。

アヴェレイジ・ホワイト・バンドなんて代表格で

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2/21のランブルは「リズム&ブリテン」

2/21のランブルは「リズム&ブリテン」

祝!ロッド・スチュワート来日!昨年末のTOKYO FM【THE TRAD】でランブルMC谷口がロッド・スチュワートについて僭越ながら解説させていただいたことをキッカケに、ランブルのUKロック熱が再燃!ポール・ウェラーも来日したことだし、今月は「リズム&ブリテン」と題しR&B直系のUKロックシンガー/バンドを大特集の2時間!

ロッドとも関係の深いスモール・フェイセズや、先ごろ来日したポール・ウェラ

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1/16のランブルは「ランブルベストヒット歌謡祭2023」

1/16のランブルは「ランブルベストヒット歌謡祭2023」

ミッドナイト・ランブル・ショーの人気企画が2年ぶりにカムバック!ランブルの2人が選ぶ、2023年リリースのナイスな新譜を紹介するベストヒット歌謡祭!

まさかのストーンズ、ビートルズの新譜対決を筆頭に、ノエル・ギャラガーやヴィデオ・エイジなどランブルお馴染みのミュージシャンなどなど、最高に盛り上がった2023年の新譜から、ランブルの2人が特に気に入ったものをセレクト。

「西海岸部門」「オーバーエ

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12/12のランブルは「ランブル・クリスマス・ワンダーランド」

12/12のランブルは「ランブル・クリスマス・ワンダーランド」

ミッドナイト・ランブル・ショーが始まって8度目の冬…いつかやろう、いつかやろうと思っていたクリスマス・アルバム特集がようやく実現!この8年間に買いためたクリスマス・アルバムを一挙大放出。

フィル・スペクターやビーチ・ボーイズなどの定番はもちろん、マイク・ラブやボブ・ディラン、ウォンブルズなどの変わり種、我らがミューズ・シェールの最新クリスマス・アルバム、普通のアルバムにしれっと収録された隠れクリ

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11/21のランブルは「ランブル・ソウル・サミット」

11/21のランブルは「ランブル・ソウル・サミット」

11月のランブルは、久しぶりのソウル特集!

秋だ!ソウルだ!ランブルだ!11月は「ランブル・ソウル・サミット」と題し、久しぶりのソウル特集!ニューソウル特集での軽妙なトークがランブルメイトの心を掴んだベーシスト、橋本大輔さんを再びゲストに迎え、あれやこれやの大放談をお送りします。

今回はニューソウルに限らず、クラシック・ソウルからシルク・ソニックに至るまで、古今東西のソウル名盤が集結。サミット

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10/23のランブルは「じゃない方ロック」

10/23のランブルは「じゃない方ロック」

これまで「ランブル処世術」「副業ロック」「ランブルはじめて物語」「ランブル再生工場」と続き、各方面で物議を醸してきたランブルキャリアアップセミナー、最新作は「じゃない方」ロック!

芸人さんの界隈でよく使われる「じゃない方」ですが、実はレコードの世界にも「じゃない方」な人たちがたくさんいます。よくよく考えれば、ほとんどの人が「じゃない方」なわけで…それでも、自分たちの力で輝く術をじゃない方ロッカー

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9/21のランブルは「グッバイ、ストーリーテラー〜追悼ロビー・ロバートソン 」

9/21のランブルは「グッバイ、ストーリーテラー〜追悼ロビー・ロバートソン 」

寂しい、寂しすぎる。こんな日が来るとは思ってませんでした。今月のランブルは、ロビー追悼です。

今年8月6日にこの世を去ったザ・バンドのロビー・ロバートソン。ランブルにはこれまでも何度も登場し、その類稀なるソングライティングとギターテクニック、そして何より、ユーモアあふれるストーリーで我々を楽しませてくれました。

そんなロビーへの感謝を込めて、彼の功績を称えます。これまであまり触れてこなかったザ

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8/23のランブルは「夏だ!レジャーだ!ランブル動物園」

8/23のランブルは「夏だ!レジャーだ!ランブル動物園」

暑い暑い暑い夏が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?ミッドナイト・ランブル・ショーです。せっかくの夏休みにお出かけしたいけど、行き先に迷ってる…そんなお悩みはありませんか?そこで今回は、皆さんを動物園へとご案内。といってもここは、ミッドナイト・ランブル・ショー。世にも珍しいレコード動物園へようこそ!

モンキーズ、ラスカルズ、ステッペンウルフ…世界中から動物の名前を冠したグループを集め、あ

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7/25のランブルは「マン&ワイル歌謡祭」

7/25のランブルは「マン&ワイル歌謡祭」

米国を代表するソングライター・コンビであり、62年連れ添ったおしどり夫婦でもあるバリー・マン&シンシア・ワイル。作詞を担当していたシンシア・ワイルが6月、82年の生涯を閉じました。どうか安らかに。

MC谷口が初めてマン&ワイル作品を意識したのは映画「トップガン」で「ふられた気持」を合唱しているシーン。リフまで合唱で表現されてて、こんなにもアメリカ人の心に溶け込んでる音楽なのか!と。それもそのはず

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6/28のランブルは「ジェネリック・ロック」

6/28のランブルは「ジェネリック・ロック」

長引く不況、燃料費の高騰、混迷を極める世界情勢…物価の上昇は我々レコード・コレクターの財布をも直撃しています。加えて、昨今のアナログレコードの値上げ、中古市場の高騰。このままでは名盤をアナログで聴くこともままならない状況に…!?

そこで今回のランブルでは、オリジナル盤が高騰しているものを中心に、名盤たちの「ジェネリック」版、つまり、演奏しているのは別人だけど、効能は名盤とまったく同じ、さらに安い

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5/31のランブルは「ランブル再生工場」

5/31のランブルは「ランブル再生工場」

4月の「ランブルはじめて物語」、ご覧いただけましたでしょうか?新入社員向けセミナーと嘯いて始めた企画ですが、まさかのホンモノのフレッシャーズにもご来場いただき、大盛りあがりの回となりました。

前回がフレッシャーズなら、今回はさながら転職セミナー!?もしくはイメチェン講座か!?「ランブル再生工場」と銘打って、キャリアの転換期に華麗なる転身を遂げたミュージシャンたち、そしてそんなイメチェンを支えた再

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4/18のランブルは「ランブルはじめて物語」

4/18のランブルは「ランブルはじめて物語」

4月ですね!新しい職場や学校、異動に伴う人間関係の変化など、新環境への適応力が求められる季節です。

そこで今回のランブルでは「ランブルはじめて物語」と題し、アル・ジャロウやヴァン・ダイク・パークスといったランブルお馴染みの面々から、ブルーノ・マーズやキング・クリムゾンなどの超大物まで、彼らがデビューするまでにたどった波乱万丈な足跡を振り返り、新生活のスタートはどうあるべきか学んでみよう!という前

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3/30のランブルは「世界はバカラックを求めている」

3/30のランブルは「世界はバカラックを求めている」

いやー切ない。バート・バカラック、94歳の大往生…正直なところ、永遠に生きるような気がしておりました。2020年のダニエル・タシアンとの最新作も最高でしたし、新録の噂もチラホラ。最期までソングライターであり続けたのだと思います。バカラックのいない世界、寂しすぎますね。

今回のランブルはバカラックの数多の名曲への感謝を込めて、彼の愛したフォーマットでもある7インチシングルを中心に、とにかく聴きまく

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2/27のランブルは「デヴィッド・クロスビー -Long Time Gone-」

2/27のランブルは「デヴィッド・クロスビー -Long Time Gone-」

今回のランブルは、1月に亡くなったデヴィッド・クロスビーを追悼する2時間。いやー、寂しい。ランブルでも何度も登場してますし、Twitterでは死ぬまで悪態をついていて、元気すぎて最高でしたからね…

先だってMC谷口がMikikiさんに書かせていただいた彼のキャリアを振り返る追悼コラム。ぜひお読みいただければ幸いです。

今回のランブルではキャリアを振り返りつつ、コラムには(倫理的観点から)書けな

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1/27のランブルは「ランブル厄除大師」

1/27のランブルは「ランブル厄除大師」

2023年のミッドナイト・ランブル・ショーもよろしくお願いいたします。パンデミックにも負けずに毎月続けてきたこのイベントも、今年が終わる頃には94回を迎える予定…通算100回に向けて邁進して参ります!

そんな勝負の?1年の幕開けを飾るのは、満を持しての「詣」特集。その土地の出身ではないミュージシャンが、各地のスタジオに出向いて録音することを「詣録音」と呼んだりします。今回はよりすぐりのスタジオを

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