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出エジプト記32:7 〜 10★2022/08/04掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより


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【御言葉】出エジプト記32:7 〜 10


7 【主】はモーセに仰せられた。「さあ、すぐ降りて行け。あなたがエジプトの地から連れ上ったあなたの民は、堕落してしまったから。

8 彼らは早くも、わたしが彼らに命じた道からはずれ、自分たちのために鋳物の子牛を造り、それを伏し拝み、それにいけにえをささげ、『イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神だ』と言っている。」

9 【主】はまた、モーセに仰せられた。「わたしはこの民を見た。これは、実にうなじのこわい民だ。

10 今はただ、わたしのするままにせよ。わたしの怒りが彼らに向かって燃え上がって、わたしが彼らを絶ち滅ぼすためだ。しかし、わたしはあなたを大いなる国民としよう。」



《参考》


https://my.bible.com/ja/



怒りを覚える神

*民の堕落


神は人間が考えること、行うことをすべてご存じである。

「さあ、すぐ降りて行け。あなたがエジプトの地から連れ上ったあなたの民は、堕落してしまったから。彼らは早くも、わたしが彼らに命じた道からはずれ、自分たちのために鋳物の子牛を造り、それを伏し拝み、それにいけにえをささげ、・・・」


(1)民は鋳造の子牛を造り、伏し拝んで、礼拝を堕落させた。


(2)民は、偶像に全焼のいけにえを捧げ、和解のいけにえを供え、いけにえの制度を堕落させた。


(3)民は、出エジプトの手柄を偶像に与えた。



*イスラエルの民が行った偶像礼拝は2種類ある


(1)真の宗教(ヤハウェ礼拝)が堕落(変形)したもの。

①金の子牛事件は、真の礼拝が歪められたもの。

②北王国イスラエルの初代王ヤロブアムは、ダンとベテルに金の子牛を据すえ、民がエルサレムに上らないようにした。

これは「ネバテの子ヤロブアムの道」と呼ばれるもので、真の礼拝の変形。(1 列12:26 〜 30 参照)

第一列王記12:26-30 26.しかしヤラベアムはその心のうちに言った、「国は今ダビデの家にもどるであろう。 27.もしこの民がエルサレムにある主の宮に犠牲をささげるために上るならば、この民の心はユダの王である彼らの主君レハベアムに帰り、わたしを殺して、ユダの王レハベアムに帰るであろう」。 28.そこで王は相談して、二つの金の子牛を造り、民に言った、「あなたがたはもはやエルサレムに上るには、およばない。イスラエルよ、あなたがたをエジプトの国から導き上ったあなたがたの神を見よ」。 29.そして彼は一つをベテルにすえ、一つをダンに置いた。 30.この事は罪となった。民がベテルへ行って一つを礼拝し、ダンへ行って一つを礼拝したからである。


(2)外国から導入された偶像礼拝。

①代表的なものがバアル礼拝。これは豊穣神信仰で、性的堕落が伴う。

②バアル礼拝は、預言者エリヤの時代に最も盛んだった。



*神の決意


「わたしはこの民を見た。これは、実にうなじのこわい民だ。今はただ、わたしのするままにせよ。わたしの怒りが彼らに向かって燃え上がって、わたしが彼らを絶ち滅ぼすためだ。しかし、わたしはあなたを大いなる国民としよう」


(1)「うなじのこわい民」は、「かたくなな民」(新共同訳)という意味。


(2)神は、イスラエルの民を滅ぼそうとされた。


(3)神は、モーセから新しい民を誕生させると言われた。



*モーセは3つのテストを受ける


(1)「あなたがエジプトの地から連れ上ったあなたの民」とある。

これは、モーセが傲慢になっていないかを試すテスト。


(2)「今はただ、わたしのするままにせよ」とある。

これは、モーセがこの状況を絶望と見るか、執りなしの祈りの機会と見るかのテストで仲介者モーセの成長を促すためのテスト。


(3)「わたしはあなたを大いなる国民としよう」とある。

これは、アブラハムに語られたのと同じことばで、モーセの自己中心性を試すテストで、モーセがどのだけ神の計画を理解していたかを試すテスト。



★試練の中でこそ受けることのできる人生のテストがある。

このテストに合格する人は、次の段階に進むことができる。


God bless you  民数記6:24-26


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