出エジプト記34:1 〜 9★2022/08/15掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記34:1 〜 9
1 【主】はモーセに仰せられた。「前のと同じような二枚の石の板を、切り取れ。わたしは、あなたが砕いたこの前の石の板にあったあのことばを、その石の板の上に書きしるそう。
2 朝までに準備をし、朝シナイ山に登って、その山の頂でわたしの前に立て。
3 だれも、あなたといっしょに登ってはならない。また、だれも、山のどこにも姿を見せてはならない。また、羊や牛であっても、その山のふもとで草を食べていてはならない。」
4 そこで、モーセは前のと同じような二枚の石の板を切り取り、翌朝早く、【主】が命じられたとおりに、二枚の石の板を手に持って、シナイ山に登った。
5 【主】は雲の中にあって降りて来られ、彼とともにそこに立って、【主】の名によって宣言された。
6 【主】は彼の前を通り過ぎるとき、宣言された。「【主】、【主】は、あわれみ深く、情け深い神、怒るのにおそく、恵みとまことに富み、
7 恵みを千代も保ち、咎とそむきと罪を赦す者、罰すべき者は必ず罰して報いる者。父の咎は子に、子の子に、三代に、四代に。」
8 モーセは急いで地にひざまずき、伏し拝んで、
9 お願いした。「ああ、主よ。もし私があなたのお心にかなっているのでしたら、どうか主が私たちの中にいて、進んでくださいますように。確かに、この民は、うなじのこわい民ですが、どうか私たちの咎と罪を赦し、私たちをご自身のものとしてくださいますように。」
《参考》
神の栄光の啓示(3)
*新約聖書における神の栄光の啓示
(1)人間が作る神概念。人間の知性で考えるので、不十分だったり、間違っていたりする。
①無神論者は、神はいないと考えるが、主観的な思い込みで証明された事実かのように考えている。
②偶像礼拝者は、偶像礼拝が悪いと思っていない。偶像礼拝の本質が、「人間の貪欲」であることに思い至らない。
③クリスチャンでも、自分の神概念を作り上げている場合がある。その人たちは、聖書を学ぶことに興味を示さない。
(2)出エジプト記が書かれた目的(啓示された)は、【主】を知ること。
①モーセ一人がそれを理解し始めていて、モーセとイスラエルの民の間には、深い隔たりがある。
②幕屋は、【主】を知るための恵みの手段として与えられた。
③クリスチャン生活の目的も【主】を知ること。
(3)新約聖書における神の栄光の啓示は、イエス・キリスト。
①ヨハネ1:14
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた」
イエスの肉体という幕屋に、シャカイナグローリーが宿った。これが受肉の真理。
②ヨハネ14:9
「イエスは彼に言われた。『ピリポ。こんなに長い間あなたがたといっしょにいるのに、あなたはわたしを知らなかったのですか。わたしを見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてください』と言うのですか」
③コロサイ1:27
「神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです」
私たちの内には、キリストが住んでおられる。
キリストは、私たちの「栄光の望み」
罪の赦し(義認)、人格の清め(聖化)、栄光の姿に変えられること(栄化)、このすべてがキリストにあって可能になる。
自力で励むのではなく、キリストに信頼を置く歩みを続けよう。
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