マタイの福音書27:52 ~ 54★2022/01/12掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】マタイの福音書27:52 ~ 54
52 また、墓が開いて、眠っていた多くの聖徒たちのからだが生き返った。
53 そして、イエスの復活の後に墓から出て来て、聖都に入って多くの人に現れた。
54 百人隊長および彼といっしょにイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、「この方はまことに神の子であった」と言った。
《参考》
開いた墓
*大地震
イエスの死とともに、いくつかの現象(しるし)が連続して起こった。
(1)イエスの死とともに大地震が起こった。
「すると、見よ。神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた」
(2)次に墓が開き、死んでいた聖徒たちが生き返った。
これは、イエスの死が、多くのいのちが作り出した。
(3)イエスが甦るまでは、生き返った人々が墓から出て町の中に入ることはなく、イエスの甦りの後にエルサレムに入った。
*生き返った人々
(1)旧約時代に死んだ聖徒たちが、永遠のいのちに甦ったのではない。
イエスご自身が永遠のいのちに甦らなければ、だれ一人、永遠のいのちへの甦りを経験することはない。
(2)この人々は、イエスが甦る前に肉体的に生き返っている。
この「生き返り」は、ラザロが体験した生き返り(蘇生)と同じで再び死ぬ。
(3)エルサレムの墓に葬られていた人々が生き返ったが、生き返った(蘇生)人々も、また肉体的な死を経験する。
私たちが経験する甦りは、この蘇生とは違う。
イエスにあって死んだ人の肉体は、やがて永遠のいのちに甦る。それが起こるのは、携挙の時である。(1テサ4 章参照)
携挙がいつ起こるかは分からないが、いつでも起こり得る可能性がある。
その時、死んだ者は栄光の体に甦り、生きている者はそのまま栄光の体に変えられ、共に空中に挙げられる。
★キリストの十字架と復活は、私たちに希望を与え、私たちは、死後のいのちが保証された。
その希望を確認し、キリストの証人として歩もう。
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