出エジプト記15:19 〜 21★2022/04/12掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記15:19 〜 21
19 パロの馬が戦車や騎兵とともに海の中に入ったとき、【主】は海の水を彼らの上に返されたのであった。しかしイスラエル人は海の真ん中のかわいた土の上を歩いて行った。
20 アロンの姉、女預言者ミリヤムはタンバリンを手に取り、女たちもみなタンバリンを持って、踊りながら彼女について出て来た。
21 ミリヤムは人々に応えて歌った。「【主】に向かって歌え。主は輝かしくも勝利を収められ、馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた。」
《参考》
ミリアムの歌
*【主】をたたえる理由
ミカ6:4
「わたしはお前をエジプトの国から導き上り奴隷の家から贖った。また、モーセとアロンとミリアムをお前の前に遣わした」(新共同訳)
この聖句では、ミリアムの名前がモーセやアロンとともにある。
ミリアムも出エジプトの指導者の1人と見なされ、その指導力を発揮したと出エジプト記に記されている。
19 節にミリアムが歌った歌がある。
「パロの馬が戦車や騎兵とともに海の中に入ったとき、【主】は海の水を彼らの上に返されたのであった。しかしイスラエル人は海の真ん中のかわいた土の上を歩いて行った」
*女預言者ミリアム
20 節「アロンの姉である女預言者ミリアムが小太鼓を手に取ると、他の女たちも小太鼓を手に持ち、踊りながら彼女の後に続いた」(新共同訳)
(1)古代世界では、儀式的踊りや歌は、男女別々に行った。
モーセは男たちに歌を与え、ミリアムは女たちの賛美をリードし踊った。
(2)ミリアムという名は、新約聖書のマリアという意味と同じ。
モーセは幼い頃に家を出ていたので、ミリアムは「アロンの姉」として民の間で知られていたようだ。
(3)ミリアムは、ここで初めて「女預言者」と呼ばれた。
(4)ミリアムは、小太鼓(タンバリン)を手に取って踊った。
ミリアムは、女たちの賛美を導き、歌い踊った。
(5)賛美の内容は「【主】に向かって歌え。主は輝かしくも勝利を収められ、馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた」というもの。
★【主】を称え、【主】を賛美することは、指導者の重要な責務の一つ。
神が自分の人生に多くの恵みと素晴らしい計画を思い起こし、称えよう。
神は、いつも私たちを永遠の祝福へと導いてくださる。
【主】の御名を褒めたたえよう。
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