出エジプト記20:7★2022/05/23掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記20:7
7 あなたは、あなたの神、【主】の御名を、みだりに唱えてはならない。【主】は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。
《参考》
第3戒
*第3戒(7 節)
「あなたは、あなたの神、【主】の御名を、みだりに唱えてはならない。【主】は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない」
(1)第3戒は、神の尊厳や性質を引き下げてはいけないことを教えている。
ヘブル的に名は実態を表す。「御名をみだりに唱える」とは、神を価値のない存在のように扱っている。不用意に御名を口にすることだけでなく、実行する気がないのに、神の名によって誓うのも第3戒違反になる。
(2)ユダヤ人たちは、偶然に神の御名を唱えることを恐れ、【主】という御名そのものを発音しなかった。
【主】はヘブル語で「ヤハウェ」という発音がされていたようだが、「アドナイ(わが主)」と読み替えている。
*私たちへの適用
新約時代の聖徒たちには、モーセの律法に代わるものとして、キリストの律法が与えられた。
(1)【主】の御名を辱めてはならないという命令と同じものが、キリストの律法にもある。
ヤコブは手紙の中で、人を見かけや持ち物で判断してはならないと命じ、金持ちについてこう書いている。
「あなたがたがその名で呼ばれている尊い御名をけがすのも彼らではありませんか」(ヤコブ2:7)
裕福な者は神を恐れることを忘れ、その御名を汚すような生活に走る恐れがあると教えている。
(2)英語圏の人たちは、良くないことがあると、主の御名を「呪いや罵倒の言葉」として使うことがあるが、意図的に第3戒を破っているかのようだ。
(3)カルト的指導者が、語る惑わしの言葉にも注意しよう。
「神が私にこう語られた・私は、聖霊によって語っている」などの言葉を頻繁に語り始めると注意が必要で、それを聞く人たちを束縛する力になる。
★【主】の御名をあがめる生き方とは、
日々みことばに親しみ、謙遜になり、聖霊に導かれ
神の栄光を表す生き方を歩もう。
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