出エジプト記37:25 〜 29★2022/08/27掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記37:25 〜 29
25 彼は、アカシヤ材で香の壇を作った。長さは一キュビト、幅は一キュビトの四角形で、高さは二キュビト。これの一部として角をつけた。
26 そして、上面と回りの側面と角を純金でかぶせ、その回りに金の飾り縁を作った。
27 その壇のために、その飾り縁の下の両わきに、相対する両側に二つの金環を作った。それは、壇をかつぐ棒を通す所である。
28 その棒をアカシヤ材で作り、それに金をかぶせた。
29 彼はまた、調合法にしたがい、聖なるそそぎの油と純粋なかおりの高い香を作った。
《参考》
香の壇と聖なる注ぎの油
*香の壇(出30:1 〜10 の成就)
ここでも、命令と成就が記されている。
香をたくための壇を作るように出30:1 〜10 で命令が与えられた。
この命令が、ここで(25 〜28 節)成就した。
香の壇は、聖所と至聖所を仕切る垂れ幕のすぐ前に置かれ、毎日、朝と夕暮れに香がたかれた。
(1)香をたくのは、任命を受けた祭司の仕事。
幕屋で行われる全ての事において、【主】が命じた方法で奉仕をする事が重要になる。
アロンの息子ナダブとアビフは、自分勝手に香をたいたので、神から罰が下った。
レビ10:1 〜 2
「さて、アロンの子ナダブとアビフは、・・・その上に香を盛り、【主】が彼らに命じなかった異なった火を【主】の前にささげた。すると、主の前から火が出て、彼らを焼き尽くし、彼らは主の前で死んだ」
(2)日々神の前にでたかれた香は、聖徒たちの祈りを象徴している。
(黙5:8、8:4 参照)
神は、私たち聖徒の祈りを麗しい香として受け取られる。
主イエスは、「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです」(ヨハ14:13)と言われた。
*聖なる注ぎの油(出30:22 〜33 の成就)
幕屋の中をきよめる方法に、血、水、油の3つが用いられた。
(1)聖なる注ぎの油は、神が命じた調合法によって混ぜ合わされた。
これと似たものを作ったものは、死ななければならない。
(2)油は、幕屋の様々な器具を聖別する。
祭司も、この油によって聖別される。
(3)メシアとは「聖なる注ぎの油によって聖別された方」のこと。
イザヤは、メシアの出現を預言し(イザ61:1)、この預言はイエスによって成就した。(使10:38)
イエスが受けた油注ぎとは、聖霊の油注ぎ。
イエスは、メシアとしての働きに必要な力を聖霊から受けた。
新約時代の信者も油注ぎを受ける(2 コリ1:21、1 ヨハ2:20、27 参照)
★新約時代の油注ぎは、回心することによって起こり、永続する。
油注ぎは、みことばの真理を理解する力ある。
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