出エジプト記23：20 〜 23★2022/06/19掲載分
デボーションガイド＊ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記23：20 〜 23
20 見よ。わたしは、使いをあなたの前に遣わし、あなたを道で守らせ、わたしが備えた所にあなたを導いて行かせよう。
21 あなたは、その者に心を留め、御声に聞き従いなさい。決して、その者にそむいてはならない。わたしの名がその者のうちにあるので、その者はあなたがたのそむきの罪を赦さないからである。
22 しかし、もし御声に確かに聞き従い、わたしが告げることをことごとく行うなら、わたしはあなたの敵には敵となり、あなたの仇には仇となろう。
23 わたしの使いがあなたの前を行き、あなたをエモリ人、ヘテ人、ペリジ人、カナン人、ヒビ人、エブス人のところに導き行くとき、わたしは彼らを消し去ろう。
《参考》
使いを派遣するという約束
＊使いとは誰か（20 〜21 節）
イスラエルの民は、神の栄光を表わすという任務を帯び、カナンの地に入ろうとしている。
彼らにモーセの律法が与えられ、律法を守る者への祝福が約束された。
「見よ。わたしは、使いをあなたの前に遣わし、あなたを道で守らせ、わたしが備えた所にあなたを導いて行かせよう。…決して、その者にそむいてはならない。わたしの名がその者のうちにあるので、その者はあなたがたのそむきの罪を赦さないからである」
（1）「使い」とは、【主】の使いのこと。
「彼はわたしの名を帯びているからである」（新共同訳）とは、同じ内容のことを、イエスが宣言しておられる。
「わたしが父におり、父がわたしにおられるとわたしが言うのを信じなさい」（ヨハ14：11）
（2）この「使い」は、天使ではなく、三位一体の第２位格の神。
（3）「そむきの罪を赦さない」とあるが、罪を赦すか赦さないかは、神の領域の事柄。
民が罪を犯せば、神は矯正のために裁きを下される。
（4）モーセが燃える柴の中で出会ったのは【主】の使い。（出3：2）
出エジプト記3：2 ときに主の使は、しばの中の炎のうちに彼に現れた。彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくならなかった。
出エジプトの出来事を始めたお方が、イスラエルの民の先頭を歩いてくださる。【主】の使いの役割は、出エジプトの出来事を完成させること。
＊使いに従う者の祝福（22 〜23 節）
イスラエルの責任は、その者に心を留め、御声に聞き従うこと。
「しかし、もし御声に確かに聞き従い、わたしが告げることをことごとく行うなら、わたしはあなたの敵には敵となり、あなたの仇には仇となろう。わたしの使いがあなたの前を行き、…」
（1）祝福を受ける条件は、【主】の使いの声に聞き従うこと。
（2）祝福の内容は、「使いが、イスラエルの敵には敵となってくださる」、「使いが、イスラエルの民のために戦ってくださる」ということ。
（3）イスラエルの敵、エモリ人の６つのグループの名が上げられている。
①エモリ人
②ヘテ人
③ペリジ人
④カナン人
⑤ヒビ人
⑥エブス人
【主】の使いは、彼らの影響力を排除し、彼らの国を滅ぼされる。
★主イエスは、いつも私たちの先を歩んでくださる。
「あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じているのです」（ピリ1：6）
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