出エジプト記32:1 〜 6★2022/08/03掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記32:1 〜 6
1 民はモーセが山から降りて来るのに手間取っているのを見て、アロンのもとに集まり、彼に言った。「さあ、私たちに先立って行く神を、造ってください。私たちをエジプトの地から連れ上ったあのモーセという者が、どうなったのか、私たちにはわからないから。」
2 それで、アロンは彼らに言った。「あなたがたの妻や、息子、娘たちの耳にある金の耳輪をはずして、私のところに持って来なさい。」
3 そこで、民はみな、その耳にある金の耳輪をはずして、アロンのところに持って来た。
4 彼がそれを、彼らの手から受け取り、のみで型を造り、鋳物の子牛にした。彼らは、「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神だ」と言った。
5 アロンはこれを見て、その前に祭壇を築いた。そして、アロンは呼ばわって言った。「あすは【主】への祭りである。」
6 そこで、翌日、朝早く彼らは全焼のいけにえをささげ、和解のいけにえを供えた。そして、民はすわっては、飲み食いし、立っては、戯れた。
《参考》
金の子牛事件(2)
*鋳物の子牛
民から金を受け取ったアロンは、それで金の子牛を鋳造した。
(1)子牛を偶像神にした理由。
雄牛は、力、権威、豊穣などを象徴する偶像。
子牛にしたのには、二つの可能性がある。
①アロンは雄牛を造ったが、モーセは軽蔑の意味を込めて子牛と書いた。
②アロンは、少しでも罪が軽くなるように、子牛にした。
おそらく後者が正解だろう。
(2)それを見て、民は叫んだ。
「イスラエルよ、これがあなたをエジプトの地から導き上った、あなたの神々だ」(新改訳2017)
金の子牛は一つしか造られていなかったのに「神々」という言葉(複数形)が出てくる。恐らく、「神々」とは、真の神とその神を象徴する金の子牛の両方を指しているのだろう。
(3)民は、エジプトで経験した10の災害(すべて【主】がもたらされた)も、エジプトの偶像が無力でだったことも、忘れていた。
*祭壇の前での礼拝
「アロンはこれを見て、その前に祭壇を築いた。そして、アロンは呼ばわって言った。『あすは【主】への祭りである。』そこで、翌日、朝早く彼らは全焼のいけにえをささげ、和解のいけにえを供えた。そして、民はすわっては、飲み食いし、立っては、戯れた」
(1)アロンは、完全にリーダーシップを放棄している。
民の願い通りに動くリーダーは、真のリーダーではない。
(2)偶像礼拝には、道徳的堕落が伴う。
民は、これらの行動をした。
①全焼のいけにえを捧げ
②和解のいけにえを供え、飲み食いし
③立っては、戯れた。(性的意味が含まれている。)
創世記26:8 には、「 イサクがそこに滞在して、かなりたったある日、ペリシテ人の王アビメレクが窓から見おろしていると、なんと、イサクがその妻のリベカを愛撫しているのが見えた」とある。「愛撫」と訳されている言葉は、「戯れる」という言葉と同じ。
*偶像礼拝(金の子牛)と真の礼拝(幕屋建設)の対比
(1)金の子牛事件では、聖職者アロンが民に命じて捧げ物を出させた。
聖職者アロンが金の子牛を造り、民がそれを礼拝した。
(2)幕屋建設では、すべての民が自発的に捧げた結果、あり余るほどのものが捧げられた。
幕屋建設には、聖霊の賜物を受けた制作者が立てられ、多くの者がそれに協力。真の礼拝は、【主】の恵みに対する自発的応答でなければならない。すべての神の民がその礼拝に参加する。
★私たちの礼拝が、心から出たものか、吟味しよう。
#聖書 #バイブル #旧約聖書 #新約聖書 #救世主 #口語訳 #御言葉 #キリスト #イエス #心 #神 #生き方 #ありがとう #人生 #学び #聖霊 #考え方 #Clay #ハーベストタイム #言葉 #福音 #ゴスペル #デボーション #バイブルスタディー #まとめ #クリスチャン #みことば運動 #幸せ #祝福がありますように
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?