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出エジプト記37:1 〜 9★2022/08/25掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
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【御言葉】出エジプト記37:1 〜 9
1 ベツァルエルはアカシヤ材で一つの箱を作った。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半、高さは一キュビト半。
2 その内側と外側を純金でかぶせ、その回りに金の飾り縁を作った。
3 箱のために、金の環四つを鋳造し、その四隅の基部に取りつけた。一方の側に二つの環を、他の側にほかの二つの環を取りつけた。
4 また、アカシヤ材で棒を作り、これを金でかぶせ、
5 その棒を、箱をかつぐために箱の両側にある環に通した。
6 ついで彼は、純金で「贖いのふた」を作った。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半。
7 また、槌つちで打って作った二つの金のケルビムを「贖いのふた」の両端に作った。
8 一つのケルブを一方の端に、他のケルブを他方の端に。ケルビムを「贖いのふた」の一部として、その両端に作った。
9 ケルビムは翼を上のほうに伸べ広げ、その翼で「贖いのふた」をおおい、ケルビムは互いに向かい合い、その顔は「贖いのふた」に向いていた。
《参考》
契約の箱と贖いのふた
*契約の箱(出25:10 〜16 の成就)
出エジプト記25:10~16
10.彼らはアカシヤ材で箱を造らなければならない。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半、高さは一キュビト半。 11.あなたは純金でこれをおおわなければならない。すなわち内外ともにこれをおおい、その上の周囲に金の飾り縁を造らなければならない。 12.また金の環四つを鋳て、その四すみに取り付けなければならない。すなわち二つの環をこちら側に、二つの環をあちら側に付けなければならない。 13.またアカシヤ材のさおを造り、金でこれをおおわなければならない。 14.そしてそのさおを箱の側面の環に通し、それで箱をかつがなければならない。 15.さおは箱の環に差して置き、それを抜き放してはならない。 16.そしてその箱に、わたしがあなたに与えるあかしの板を納めなければならない。
契約の箱は、幕屋の中に多くの調度品の中で最も重要なもので、幕屋の一番奥の部屋の至聖所に置かれた。
箱の中には、3つのものが入れられた。
①マナを入れた金の壷。
②十戒を記した石の板2枚。
③芽を出したアロンの杖。
この箱が重要な理由は、そこに神の臨在(シャカイナグローリー)があったから。シャカイナグローリーこそ幕屋のいのち。
至聖所には、大祭司が年に1度だけ入ることができた。
聖所と至聖所は、仕切りの幕で区切られ、至聖所の中には光が入らなかったが、契約の箱の上に神の光(シャカイナグローリー)があったので、大祭司は神に仕えることができた。
新約聖書では、イエス・キリストの内にこのシャカイナグローリー宿った。
ヨハネは、
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた」(ヨハ1:14)
と記している。
*贖いのふた(出25:17 〜22 の成就)
贖いのふたの3つの役割。
(1)神の御座としての役割。
ふたの両側には、ケルビム(最高位の天使たち)が置かれた。
聖書には、「ケルビムの上に座す神」という表現が、たびたび出て来る。
(1 サム4:4、2 サム6:2、2 列19:15、詩80:1 など参照)
サムエル記上4:4 そこで民は人をシロにつかわし、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を、そこから携えてこさせた。その時エリのふたりの子、ホフニとピネハスは神の契約の箱と共に、その所にいた。
サムエル記下6:2 そしてダビデは立って、自分と共にいるすべての民と共にバアレ・ユダへ行って、神の箱をそこからかき上ろうとした。この箱はケルビムの上に座しておられる万軍の主の名をもって呼ばれている。
列王記第二19:15 そしてヒゼキヤは主の前に祈って言った、「ケルビムの上に座しておられるイスラエルの神、主よ、地のすべての国のうちで、ただあなただけが神でいらせられます。あなたは天と地を造られました。
詩篇80:1 イスラエルの牧者よ、羊の群れのようにヨセフを導かれる者よ、耳を傾けてください。ケルビムの上に座せられる者よ、光を放ってください。
(2)贖いの場としての役割。
聖所では、大祭司が自分の罪とイスラエルの民の罪のためにいけにえの血を振りかけ、「贖い」をする場所。(レビ16:11 〜17)
レビ記16:11-17 11.すなわち、アロンは自分のための罪祭の雄牛をささげて、自分と自分の家族のために、あがないをしなければならない。彼は自分のための罪祭の雄牛をほふり、 12.主の前の祭壇から炭火を満たした香炉と、細かくひいた香ばしい薫香を両手いっぱい取って、これを垂幕の内に携え入り、 13.主の前で薫香をその火にくべ、薫香の雲に、あかしの箱の上なる贖罪所をおおわせなければならない。こうして、彼は死を免れるであろう。 14.彼はまたその雄牛の血を取り、指をもってこれを贖罪所の東の面に注ぎ、また指をもってその血を贖罪所の前に、七たび注がなければならない。15.また民のための罪祭のやぎをほふり、その血を垂幕の内に携え入り、その血をかの雄牛の血のように、贖罪所の上と、贖罪所の前に注ぎ、 16.イスラエルの人々の汚れと、そのとが、すなわち、彼らのもろもろの罪のゆえに、聖所のためにあがないをしなければならない。また彼らの汚れのうちに、彼らと共にある会見の幕屋のためにも、そのようにしなければならない。 17.彼が聖所であがないをするために、はいった時は、自分と自分の家族と、イスラエルの全会衆とのために、あがないをなし終えて出るまで、だれも会見の幕屋の内にいてはならない。
(3)啓示の場としての役割。
神は、「わたしはそこであなたと会見し、…二つのケルビムの間から…語ろう」と言われた。(出25:22)
出エジプト記25:22 その所でわたしはあなたに会い、贖罪所の上から、あかしの箱の上にある二つのケルビムの間から、イスラエルの人々のために、わたしが命じようとするもろもろの事を、あなたに語るであろう。
贖いのふたは、キリストの贖いを指し示す型。
贖いのふたの上にいけにえの血が振りかけられ、神の怒りが静められた。
このことは、イエスが十字架上で、私たちの罪のために、自身のいのちを神にささげられたことを示す型。(ヘブ9:1 〜12)
ヘブル人の手紙9:1-12 1.さて、初めの契約にも、礼拝についてのさまざまな規定と、地上の聖所とがあった。 2.すなわち、まず幕屋が設けられ、その前の場所には燭台と机と供えのパンとが置かれていた。これが、聖所と呼ばれた。 3.また第二の幕の後に、別の場所があり、それは至聖所と呼ばれた。 4.そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契約の石板とが入れてあり、 5.箱の上には栄光に輝くケルビムがあって、贖罪所をおおっていた。これらのことについては、今ここで、いちいち述べることができない。 6.これらのものが、以上のように整えられた上で、祭司たちは常に幕屋の前の場所にはいって礼拝をするのであるが、 7.幕屋の奥には大祭司が年に一度だけはいるのであり、しかも自分自身と民とのあやまちのためにささげる血をたずさえないで行くことはない。 8.それによって聖霊は、前方の幕屋が存在している限り、聖所にはいる道はまだ開かれていないことを、明らかに示している。 9.この幕屋というのは今の時代に対する比喩である。すなわち、供え物やいけにえはささげられるが、儀式にたずさわる者の良心を全うすることはできない。 10.それらは、ただ食物と飲み物と種々の洗いごとに関する行事であって、改革の時まで課せられている肉の規定にすぎない。
11.しかしキリストがすでに現れた祝福の大祭司としてこられたとき、手で造られず、この世界に属さない、さらに大きく、完全な幕屋をとおり、 12.かつ、やぎと子牛との血によらず、ご自身の血によって、一度だけ聖所にはいられ、それによって永遠のあがないを全うされたのである。
![God bless you 民数記6:24-26](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86021489/picture_pc_4c7dd74d14436d9add77920ec841be8f.png?width=1200)
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