出エジプト記38:9 〜 20★2022/08/29掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記38:9 〜 20
9 彼はまた、庭を造った。南側では、庭の掛け幕は百キュビトの撚より糸で織った亜麻布でできていた。
10 柱は二十本、その二十個の台座は青銅で、柱の鉤と帯輪は銀であった。
11 北側も百キュビトで、柱は二十本、その二十個の台座は青銅で、柱の鉤と帯輪は銀であった。
12 西側には、五十キュビトの掛け幕があり、柱は十本、その台座は十個。柱の鉤と帯輪は銀であった。
13 前面の東側も、五十キュビト。
14 その片側には十五キュビトの掛け幕があり、柱は三本、その台座は三個であった。
15 庭の門の両側をなすもう一方の片側にも十五キュビトの掛け幕があり、柱は三本、台座は三個であった。
16 庭の周囲の掛け幕はみな、撚り糸で織った亜麻布であった。
17 柱のための台座は青銅で、柱の鉤と帯輪は銀、その柱の頭のかぶせ物も銀であった。それで、庭の柱はみな銀の帯輪が巻きつけられていた。
18 庭の門の幕は、刺繍されたもので、青色、紫色、緋色の撚り糸と、撚り糸で織った亜麻布とでできていた。長さは二十キュビト。高さ、あるいは幅は五キュビトで、庭の掛け幕に準じていた。
19 その柱は四本。その台座は四個で青銅であった。その鉤は銀であり、柱の頭のかぶせ物と帯輪とは銀であった。
20 ただし、幕屋と、その回りの庭の釘は、みな青銅であった。
《参考》
幕屋の庭
*幕屋の庭(出27:9 〜19 の成就)
ここにも、命令と成就の関係が記されている。
この箇所は、出エジプト27:9 〜19 で命じられていた幕屋の庭の制作が、成就した。
幕屋の庭は、亜麻布の掛け幕で囲われた場所で、荒野の中での「聖なる空間」。
中庭の広さは、東西が44.5m、南北が22.3m 、総面積は約990 平米(約300 坪)。
幕屋の庭を造るための掛け幕は、「イスラエルの民を異邦人から区別する」という役割。
幕屋全体が、神が聖域であることを教える。
幕屋を通し、いけにえの動物を通し、祭司たちを通して、イスラエルの民は神が聖であること学び、聖と俗を混同することは許されない。
罪人はそのままの姿では、神のもとに出ることができないず、近づくためには、神が用意された方法によらなければならない。
*私たちへの教訓
旧約聖書では、幕屋は罪人が神に近づくための唯一の方法。
新約聖書では、別の方法(幕屋が予表していた方法)が啓示された。
聖なる神が罪人のいる所まで下ってくださり、和解の道を開いてくださった。
使徒パウロは、このように語っている。
「すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。…神の和解を受け入れなさい」(2 コリ5:19 〜20)
★イエス・キリストは、すべての人が神に近づくことのできる救いの道を開いてくださった。
イエス・キリストが開かれた神の和解を受け入る人は幸いです。
その人は、恵みと信仰によって救われる。
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