出エジプト記31：6 〜 11★2022/07/30掲載分
デボーションガイド＊ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記31：6 〜 11
6 見よ。わたしは、ダン部族のアヒサマクの子オホリアブを、彼のもとに任命した。わたしはすべて心に知恵のある者に知恵を授けた。彼らはわたしがあなたに命じたものを、ことごとく作る。
7 すなわち、会見の天幕、あかしの箱、その上の『贖いのふた』、天幕のあらゆる設備品、
8 机とその付属品、純金の燭台と、そのいろいろな器具、香の壇、
9 全焼のいけにえの祭壇と、そのあらゆる道具、洗盤とその台、
10 式服、すなわち、祭司として仕える祭司アロンの聖なる装束と、その子らの装束、
11 そそぎの油、聖所のためのかおりの高い香である。彼らは、すべて、わたしがあなたに命じたとおりに作らなければならない。」
《参考》
オホリアブ
＊ベツァルエルの援助者
幕屋建設の統括者はベツァルエル、援助者には、オホリアブが任命された。
「 見よ。わたしは、ダン部族のアヒサマクの子オホリアブを、彼のもとに任命した。わたしはすべて心に知恵のある者に知恵を授けた。彼らはわたしがあなたに命じたものを、ことごとく作る」
（1）オホリアブは、ダン部族のアヒサマクの子。
ダン部族は、12部族の中で最小の部族。そこから無名の人物が選ばれた。
（2）ベツァルエルとオホリアブを中心に、その周りに「すべて心に知恵のある者」と呼ばれる者たちが集められ「彼らはわたしがあなたに命じたものを、ことごとく作る」とある。
多数の芸術家、工芸家、職人、工人が幕屋建設のために用意された。
（3）彼らが制作する物
①幕屋とその中に入れる器具
②祭司の装束
③注ぎの油と香りの高い香など
＊私たちへの教訓
（1）幕屋建設のために、神が財（エジプト人から受けた物が、神の力によって与えられた）、方法（神が幕屋のデザインを啓示）、人材のすべてを用意された。
神が私たちにお命じになる時、必要なものはすべて与えられる。
（2）恐れて退く人生と、自分の能力以上の成就を見る人生の２種類がある。
神に信頼するなら、自分の限界を超えた人生を歩むことができる。
（3）キーワードは「わたしがあなたに命じたとおりに」（11b節）という言葉。
幕屋と教会は、その機能が異なる。
教会は、信者が共に集い、神を礼拝する場所で、そういう意味では、教会はユダヤ教の会堂（シナゴーグ）に似ている。
それに対して、幕屋は神が住まわれる（臨在される）場所。しかし「教会」の本来の意味は、建物ではなく信じた人の群れ（キリストのからだ）を指す。
幕屋が【主】の命令どおりに建設されたように、教会（キリストのからだ）も【主】の計画どおりに建て上げられる必要がある。
教会時代とは、神が御自身の教会を建て続けておられる時代のこと。これが完成すると、教会の携挙が起こる。
「ユダヤ人も異邦人も、キリストなしでは失われている」という真理は、重要で、キリストの福音をユダヤ人にも異邦人にも伝える必要がある。
聖霊による新生体験をした人だけが、教会（キリストのからだ）に加えられる。
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