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#タロット・ガーデン
こんにちは! 松本路子マガジンです
マガジン始めました月間4〜7回の新作記事を目指しています。現在制作中のニキ・ド・サンファルの映画のこと、世界各地のアーティストたちとの出会いの物語を中心に、折々の写真やエッセイを掲載していきたいと思っています。内容はいろいろですが、まずは以下の興味ある8本の幹から枝葉を伸ばします。ご購読いただけたら嬉しいです!
Contents 記事の主な内容○ニキ・ド・サンファルとの出会いの物語&アート・フィ
ニキ・ド・サンファルの「タロット・ガーデン」撮影ノオトから②
「皇帝」のカード
タロット・ガーデンの丘を登ると、「皇帝」のカードをモチーフにした建造物が現れる。ニキはこの場所を「城」と呼んでいた。中庭の回廊には、360度にわたり大アルカナのカードと同じ数、22本の円柱が並んでいる。
円柱にはニキが生涯にわたりモチーフにしてきた無数のオブジェが施され、壁面のレリーフとともに、壮大な宇宙を形成している。それらは人々に自由と幸福をもたらす、造形と色彩のカーニ
ニキ・ド・サンファルの「タロット・ガーデン」撮影ノオトから①
イタリア、トスカーナ地方のオリーブの森の中に、ニキ・ド・サンファルが20年の歳月をかけて制作した、彫刻による庭園、タロット・ガーデンがある。木々に囲まれた小道を登ると、突然視界に飛び込んでくるパノラマ。そこにはタロット・カードの主なるカード、大アルカナ22枚を題材にした、巨大な彫刻群が建ち並んでいる。
ニキは20代半ばにスペインでアントニ・ガウディのグエル公園を見て、いつか自分の彫刻で庭園を創
ニキ・ド・サンファルの映画制作をめぐって、今思うこと。
「ナナ」シリーズなど、カラフルでエスプリあふれる女性像で知られる、フランス系アメリカ人の造形作家ニキ・ド・サンファル(1930-2002)。
私がニキと初めて会ったのは1981年、パリ郊外の彼女の自宅を訪ねた時だった。かつて宿屋だったという石造りの家の扉が開くと、にこやかに微笑むアーティスト本人が立っていた。ダイナミックな作品とは対照的に、繊細な感じの神秘的な雰囲気さえ漂わせた人だ。1枚の肖像
掲載報告 Apartamento誌
スペイン、バルセロナからApartamento誌の最新号#28が届きました。巻頭特集はニキ・ド・サンファル。松本路子の写真(フランスの自宅、イタリアのタロット・ガーデン)が、10点、13ページにわたり掲載されています。
ニキアート財団の代表で、ニキの孫娘のブルームが、インタヴューに応じていて、興味深い内容です。
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