yamome shima

ただの長いツイートです。好きなように生きます。

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最近の記事

同じ1日は二度と来ないのにすぐそれを忘れてしまうよ

    • 何を探しているのか、どこに行きたいのか

      四肢の細い女にしか明日を生きる資格はないのだと、信じて疑わなかった日々がある。 私には生きている価値がないと絶望して、生きる意味を考えて、そんなものはこの世の生き物の中でも少々賢くなりすぎた人間だけが、後からつけた言い訳なのだと今になって悟る。 それでも何一つ不満のない日々は腐って落ちた柿のようで、水を吸えなくなって首からもげた花のようで、心の置き場のなさに焦燥すら感じた。 変わりたい。 跡形もなく変化したい。 私の昔を知る人間に、すれ違っても気付かれないくらいに、私は

      • 花は花として生きているだけで当たり前に美しい、私も私として生きているだけで当たり前のように美しい存在になりたい

        • 春が来る度に心が拗ねる

          もうすぐ今年度が終わる。業種によっては、新たな1年の始まりを意味する。私もそうだ。 多少忙しくなることは分かっていたので、少し前から仕事は進めてきた。その甲斐あって、フルタイムで職場にいなくてもある程度は平気なくらいのゆとりが生まれている。 この1年間は、自分が望んで手に入れた環境でかなり躍起になっていたのだと思う。 期待された以上のものを出したくて、必死になって仕事をした。 以前の職場のことを思い出しては、今の恵まれた環境で常に120%を出し続けなければいけない気持ち

        同じ1日は二度と来ないのにすぐそれを忘れてしまうよ

          夢から醒めてもなお

          酒で、長い夢を見た。 4、5年前に描いた絵を人に見せた。どんな褒め言葉よりも、スマホの画面を何度も拡大しては元に戻し、言葉もなく、私の描いたものと対峙してくれたことが、大変に嬉しかった。 私がどんな思いで色を落としたか、一つ一つの言葉を聞いて、感心したように相槌を打ってくれたことで、光が射したように感じた。 話したいことを、話したいだけ話して、笑ったり頷いたりする。知らないことを知り、「またね」なんていう不確かな約束をする、満ち足りた世界の夢を見ていた。 店は閉まる。

          夢から醒めてもなお

          夜を知りたかった。12月24日は決まって22時まで起きていた。サンタさんに会いたかった。あの頃夜は無限そのものだった。その先に何があるのか知りたくて眠気に耐えた、暗い部屋のテレビで放送されていた世界旅行の番組が、夜のその先に射した広い世界の光に見えた。

          夜を知りたかった。12月24日は決まって22時まで起きていた。サンタさんに会いたかった。あの頃夜は無限そのものだった。その先に何があるのか知りたくて眠気に耐えた、暗い部屋のテレビで放送されていた世界旅行の番組が、夜のその先に射した広い世界の光に見えた。

          日報:苦しい時に読み返す、「なんでも真似してくる人」

          私がやった何かが上手く行った時、「ほらやっぱり」「良かった」と便乗してくる人がいる。 かと思えば、そういった人たちは、私がしたことが上手く行かなかった時には「やっぱりそれじゃ駄目だったよね」「あっちの方が良かったよね」と言ってくる。 都合よく他人の功績に乗っかってくる人間がいる。 努力の積み重ねでやっと手に入れたものを勝手に共有財産にしたがるのだ。 上手く行ったら分け合いたがる。 失敗したら自分が責任を負わないように、遠くからとやかく言う。 何も背負わずに生きる人。

          日報:苦しい時に読み返す、「なんでも真似してくる人」

          あの子は星になったのだろうか

          命は借り物であり、いつか借用期間が終わって返さなければならないものだと誰かが言った。 だとすれば、おそらくそれは私一人に限った話ではない。その他大勢の命もいつか誰かに返さなければならない借り物だ。 どんなに貯めても死んだらお金は持っていけない。どんな相手とも、いつかどこかで交わらなくなる。 今借りているものは、永遠に自分のものではない。全て返さなければならない。 本当にそうなのだとしたら、今生きている全てが自分のものではないのだと、無意味のようにも感じる。 命は死を持

          あの子は星になったのだろうか

          明け方の焦燥に寄り添って

          本日朝方、目が覚めてしまい眠れなくなった。 こうも変な目覚め方をすると、思考が頭の中をぐるぐると駆け巡り、余計に寝付けなくなってしまう。 その思考が「命の終わり」にまで達してしまうと、いよいよもう二度寝も無理なのだ。 実家のうさぎがもうすぐ9才になる。 人間も動物も長生きする時代なので、まだ先は多少長いとは思っているがそれでもなかなかの高齢であることには違いない。 ふわふわで温かな命がいつか終わってしまうことを考えては、おそらく深夜から明け方という夜行性動物の最も活発に

          明け方の焦燥に寄り添って

          嫌いな人間のことばかり考えてやるほど人生は暇じゃない

          インスタグラムの「いいね」通知が来た。 アプリを開くと、数年前に再会した中学の同級生だった。その時会ったのも5〜6年ぶりだったが、それ以来会っていなかった。 2人でいざ会って話をすれば楽しく過ごせるが、昔からどこか苦手な子だった。 仲のいい友達が全員その子に取られてしまう気がして嫌だった。 違う中学の同級生も交えて3人で遊んだ時には「本当に○○○は可愛い!アイドル!中学の時からずっと可愛い!」「旦那さんと円満に過ごすコツとかあるの!?」などと、その子が恐縮するほど褒めちぎ

          嫌いな人間のことばかり考えてやるほど人生は暇じゃない

          今日の日記。9時におきる、旦那を送迎しながら1時間弱ジムに行く、スーパーで買い物をする、帰っておせちを作ったら疲れたので昼寝をする、17時頃ご飯、21時頃小腹が空いて旦那とコンビニに行く、湯船につかる、結婚式の招待客を考え頭を抱える、ねる

          今日の日記。9時におきる、旦那を送迎しながら1時間弱ジムに行く、スーパーで買い物をする、帰っておせちを作ったら疲れたので昼寝をする、17時頃ご飯、21時頃小腹が空いて旦那とコンビニに行く、湯船につかる、結婚式の招待客を考え頭を抱える、ねる

          振り返る2023(後編・総括)

          つづき 7月 誕生日ディズニーに連れて行ってもらう。暑すぎて自販機に25分並ぶ。 相変わらず友達と出掛けたり飲んだりする。 久しぶりに占いに行く。もう大きな悩みがなくなってきたので友達を連れて気軽に話す。お金が安定するのは2年後だと言われる。 上野のたまごメインのカフェ(エッグなんとか)のプリンが美味しかった。 旦那がバイトから契約社員になる。 8月 中学の同級生に久しぶりに会う。表参道のレストランで遅れてごめんね!誕生日のお祝いだよ!と言ってプレートを出してくれたが、一

          振り返る2023(後編・総括)

          振り返る2023(前編)

          1月 年始のディズニーランドで旦那と遊ぶ。トゥーンタウンで浮かれてご飯を食べていたら職場から電話が来て慌てて出る。私が無理矢理頼み込んでいた転勤のために、必要な情報を教えてほしいとのことで一気に現実に引き戻される。 静かなところに移動して続きの電話に応対するもウエスタンリバー鉄道によるあまりに景気の良い「ポッポー‼️‼️‼️」に全てを掻き消され、電話先の上司も一瞬言葉に詰まっていた。 その他の土日は友達や妹と都内で美味しいものを食べていた。 DOMANI明日展にふらりと立ち

          振り返る2023(前編)

          自分が抽象画を魅力的に感じるのはこの世の全てに意味を見出そうとする統合失調症の症状なのかもしれない、良いと思うものを良いと言えるならなんでもいい

          自分が抽象画を魅力的に感じるのはこの世の全てに意味を見出そうとする統合失調症の症状なのかもしれない、良いと思うものを良いと言えるならなんでもいい

          アートのように生きたいよ 私という作品でありたいよ

          アートのように生きたいよ 私という作品でありたいよ

          2021-2022

          通院のために、以前住んでいた町を通ることが年に何度かあり、その度に思い出すことが山ほどある。 社会人の2年目まで、劣悪な労働環境にいた。 急な環境の変化に、余裕のない上司からの過度の期待と八つ当たり。緊張感の耐えない毎日。 業界の中でも特に大人数の職員を抱えていたはずなのに、それゆえに誰が私の味方なのか分からなかった。誰にも頼れなかった。 荷物の在庫を確認すると言って、倉庫の中で膝を抱える時間だけが唯一の救いだった。 社会経験の無い人材として、確かに未熟だったと思う。