日報:苦しい時に読み返す、「なんでも真似してくる人」
私がやった何かが上手く行った時、「ほらやっぱり」「良かった」と便乗してくる人がいる。
かと思えば、そういった人たちは、私がしたことが上手く行かなかった時には「やっぱりそれじゃ駄目だったよね」「あっちの方が良かったよね」と言ってくる。
都合よく他人の功績に乗っかってくる人間がいる。
努力の積み重ねでやっと手に入れたものを勝手に共有財産にしたがるのだ。
上手く行ったら分け合いたがる。
失敗したら自分が責任を負わないように、遠くからとやかく言う。
何も背負わずに生きる人。
筋の通らない人。
痛みを知らずに、何かを得たがるような人。
漠然とした「嫌い」を、やっと言葉にできた。
私はこういった生き方は、絶対に真似しない。
(自分の魅力はさておき)他人から見て魅力ある人間であるほど集られ、妬まれ、真似される。
楽をしたい人間は、光に集まる虫のように、幸せで満ち足りた人間に擦り寄って自分も光っているかのような勘違いで、悦楽に浸る。
でも簡単に手に入れた物は、簡単に失う。
どうすれば手に入るかを知らないのだから、それは当然のことではないだろうか。
だからこそ、苦労には一定の価値がある。
ひとつずつ積み重ねることにも意味がある。
そう思って、揺るがずに生きていく。
唯一無二であるとは、そういうことである。
苦しい時には、amazarashiのジュブナイルを聴く。10代の頃からずっと、寄り添って、慰めて、奮い立たせてくれる頓服のような曲のひとつだ。
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