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ライター歴2年の私が考える、「書く」で食べていけるようになった理由。

どうも、パラレルワーカーのみきてぃです。

現在、いろいろなスキルを掛け合わせて日々生きておりますが、その中でも1番ウェイトを占めているのが「書く」仕事。いわゆるライターですね。

「書く」というスキルを手に入れたおかげで会社を辞め、今は家でもカフェでも旅先でも、ネット環境さえあればどこでも仕事ができる、今流行りの(?)ノマド的な働き方ができるようになりました。


そんな私がライターデビューしたのは、約2年前のこと。

気合い入れて「ライターになるぜ!!!!」というパッションがあったわけではなく、ゆる〜く趣味の延長的な感じではじめてみた仕事。

文章を書く技術はどこかスクールで学んだわけではなく、ネットで好きなライターさん記事や専門書的な書籍を読み、noteで日々アウトプットすることで身につけてきました。


では、そんな私がどうして「書く」を本業にできたのか。
なぜ会社を辞めて、ライターとして生きていけるまでになったのか。


その理由は、いい意味で、私は文章に対してのプライドがないからだと思うんです。


ー 強いプライドがないから、指摘もまるっと飲み込める。

そもそも、私がなぜ「書く」ことを極めようと思ったかというと、「好きだから」というのもそうなのですが、なによりも「まともな文章を書ける大人になりたかったから」なんです。

まともな文章。
つまり、必要なことが人にきちんと伝わる文章が書きたい。

そんな気持ちで、クライアントからのフィードバックを目的にライターになった私は、自分の文章に対するプライドは、ほとんどありません。

そりゃあ人間なんで、キツいもの言いをされれば傷つくし泣きますけど、フィードバックや修正依頼に対して「私の文章を否定された!」「頑張って書いたのに!」みたいな感情ってあんまりないんですよね。

もちろん、仕事には誠意を持って取り組んでいるし、私にできる精一杯で書いてます。

でも、そもそもライターになった入り口が「書くことで食べていきたい」ではなく「書くのが上手くなりたい」だった私は、自分の文章にめっちゃくちゃ自信があるわけではなくってですね。

「この表現はちょっと……」と指摘されても「ほお〜ん、そうなのか〜〜」と思えるし、「こっちに変えてください!」と言われても「なんでかな?」と理由が気になることはあれど、嫌な気分になったり傷付いたりすることは、ほぼありません。


つまり、フィードバックをまるっと吸収できるんですよね。(多分)


依頼する側からしても、特に文句も言わないし納期守ってくれるし、指摘したら素直に修正してくれるし……となると、自分でいうのもなんですが、私はけっこう使い勝手のいいライターなのかな、と思ったりしてます。


ー 仕事で書く記事は、私らしくなくてもいい。

私が仕事で書かせてもらってるのはSEO記事やインタビュー記事・イベントレポートなどが多いのですが、そこに「私らしさ」って要らないな、と思っています。

各メディアの色がきちんと出て(いわゆるトンマナというやつですね)、読み手に必要な情報が伝わればそれでいい。

もちろん、そこにさりげなく「自分らしさ」を滲み出せるライターさんもいるし、そういう人は本当にすごいです。めちゃくちゃ尊敬してます。読んだあと、心がじんわり温かくなります。

でも、私にそれはできなさそうだし、無理にやらなくてもよいと思っているんです。


「私らしさ」は、noteで出せばいい。


noteでは文法とかあまり気にせず、好きなように、心のままに思ったことを書く。
つまり、「私らしく」書く。

noteは誰のものでもなく、というか、言ってしまえばこのアカウントは「私のメディア」なので、自分の色をどんどん出していきたいし、深めていきたいと思っています。

ライターとしての「書く」と、私らしく「書く」は別。

そんなふうに無意識で切り分けているからこそ、「書く」をしんどいと思わずに続けられているのかもしれません。

ー パッションがある人には、敵わないかもしれないけど。

「書くこと」に対しての強い想い、熱いパッションがある人にしかできない表現も必ずあるし、逆にいうと私にはそういう文章は一生書けないのかもしれません。

でも、こんな私でも「書く」を生業として、少なからず人から感謝されて生きております。

季節も春になり、「新しいこと挑戦しようかな」「キャリアチェンジしたいな」とライターを志している人に、ちょっとでも参考になっていると嬉しいです。

おしまい。

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