見出し画像

繊細チンピラが、思考の歪みを整えてハッピーになるまで。#序章 〜私が「繊細チンピラ」を自覚するまで〜

※このnoteは、繊細チンピラの私が思考を整え、ハッピーなるまでの奮闘記をお届けする連載マガジンです。
ぜひ、これより前のお話もあわせて読んでみてください( ¨̮ )

「もしかしたら、私の捉え方・ものの見方に問題があるのかも?」

そう気づいたきっかけは、数年前にTwitterで『繊細チンピラ』という言葉を見かけたことでした。

繊細チンピラとは、もともとはライター・イラストレーターの小野ほりでいさんが生み出したネットスラング。

他人の何気ない発言に対して「自慢されている」「自分を否定されている」などとねじ曲がった解釈をし、怒り出す人を指します。
「はじめに」で例に挙げた犬猫の話が、その典型的な一例ですね。

自分の心が繊細すぎるがゆえ、相手の言葉に勝手に傷ついて、人を攻撃してしまう。それが「繊細チンピラ」です。

正直なところ、はじめてこの言葉を知ったその瞬間、私は自分にその気があるという自覚がまったくありませんでした。

ところが、「ねぇ見てみて〜、『繊細チンピラ』っていう人がいるらしいよ〜」とそのツイートを彼氏に見せたところ、衝撃のひと言が返ってきたのです。


「え、これあんたじゃん(笑)」って。


無自覚だった私はショックを受け、「私はこんなんじゃない!!!」と彼氏にかなり噛み付いた記憶がありますが、怒るということはどこか心当たりを感じていたのでしょう。

今、胸に手を当てて考えてみると、思い当たることがたくさんあります。
「それって、私がダメだって言いたいの?」と相手に詰め寄り、「いや、そんなことひと言も言ってないじゃん……」と窘められた経験が山ほど出てきます。

そのたびに『繊細チンピラ』という言葉が頭をチラつき、「そんな自分は嫌だ」という気持ちが少しずつ膨れ上がっていきました。


繊細チンピラ、やめたいなぁ。


どうして私は、こんなにも生きづらいのだろう。
どうして、人を傷つけてしまうのだろう。


次の話▼

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?